2021年型レクサス「LC500」北米で発表! 進化したラグジュアリードライビング

レクサスは2020年4月8日、ラグジュアリークーペモデル「LC500」の2021年モデルを北米で発表した。

進化したラグジュアリードライビング

 レクサスは2020年4月8日、北米で「LC500」の2021年モデルを発表した。

レクサス「LC500」2021年モデル

 2021年モデルのレクサスLC500では、ドライバーとマシンのつながりをさらに強化するための改良が施されている。

 削減されたのはバネ下重量で、約22ポンド(約10kg)の軽量化を実現。これらは、アルミニウム製のロアサスペンションアーム、中空デザインと直径が見直された軽量サスペンションスタビライザー、高強度の新素材を用いたコイルスプリング、および21インチリアホイールの軽量化によって達成されている。

 バネ下重量の削減に続いて、見直したのはサスペンションのチューニングだ。路面への接地性を高め、滑らかでソフトなサスペンションストロークが追求されている。

 フロントサスペンションの電子アブソーバーコントロールを再チューニングし、ストローク量を長くするとともに、バウンドストッパーの剛性を最適化することにより、全体的なサスペンションストロークがよりスムーズになった。

 また、リアスタビライザーの剛性が高められ、フロントのターンイン機能を強化。さらにリニアなステアリング入力が得られるようになり、ドライバーはより路面とのコンタクト感を得られるという。

 さらに2021年モデルでは、中高速域での車両制御を向上させるために、VSC(横滑り防止装置)に「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を追加。

このシステムは、スポーツ走行時のGが大きい場合に、横方向の加速度に応じて内側のタイヤにブレーキをかけることにより、コーナリング中のコントロール性を高める仕組みとなっている。

●トランスミッション、ハイブリッドシステムの更新

LC500に搭載されたV型8気筒エンジン

 V8エンジンを搭載したLC500の、10速オートマチックダイレクトシフトトランスミッションに対するロジックの変更により、「アクティブゾーン」と呼ばれる日常の運転で、ドライバーが50%から70%のアクセル開度で走行する場合の各ギアが受け持つエンジン回転数の範囲を拡大し、次のギアにシフトする前に強い加速感を感じることが可能となった。

 さらに500hマルチステージハイブリッドシステムのダウンシフトモデルも更新。これにより、3速ではなく2速にシフトダウンして、スムーズな操作とヘアピンターンからのより素早い加速が可能となる。

 レクサスLC500の外観は、レクサスブランドのなかでもっとも情熱的な表現になった。クルマのフロント全体に広がるユニークなメッシュグリルを装着。大きなガラスパネルとブラックアウトのリアピラーを持ち、フローティングルーフの外観を作り出している。

 縁に沿ったクロームメッキのモールディングは、伝統的な日本刀のラインを反映。オプションの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)ルーフを追加すれば、さらにエキゾチックな外観にすることも可能だ。

 そんなLC500のもっとも素晴らしい側面のひとつは、夜間に活躍するライト類。

 テールランプはジェットのアフターバーナーの輝きにインスピレーションを得たデザインで、コンパクトなトリプルプロジェクターLEDヘッドランプは印象的なだけでなく、従来のヘッドランプの半分のサイズとなっている。

 内装では、低く設定されたインストルメントパネルやフードライン、細いAピラーなど、ドライバーに優れた視界の良さを与える。ドアパネルの流れるようなラインは、ボンネットからフロントガラスを通って室内まで流れるボディラインの延長線として機能している。

 外装色には、キャビア、オブシディアン、スモーキーグラニトゥマイカ、アトミックシルバー、リキッドプラチナ、ウルトラホワイト、インフラレッド、ナイトフォールマイカ、フレアイエロー、ノリグリーンパール、カドミウムオレンジの11色が設定された。

 北米仕様の5リッターV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力471hp、最大トルク55kgmを発生し、0-96km/h加速は4.4秒。高速道路走行では、10.6km/Lの燃費を実現する。

●初のレクサスマルチステージハイブリッド

レクサスマルチステージハイブリッドのエンブレム

 15年前、レクサスは世界初のラグジュアリーハイブリッドモデルを発表した。現在、LC500hは、初のレクサスマルチステージハイブリッドとして、その革新的な伝統を継承している。

 ほかのレクサスハイブリッド構成と同様に、LC500hマルチステージハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンとふたつの電気モーター/発電機を一体化。アトキンソンサイクルの3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンは、D-4S直接燃料噴射を利用して最適な効率を実現し、デュアルVVT-iを備えた軽量バルブトレインは、エンジン速度範囲全体で十分なトルクを確保する。

 LC500hのシステムの合計出力は、354馬力に達する。マルチステージハイブリッドシステムでは、V6エンジンと電気モーターからの動力を独自の4速 オートマチックトランスミッションで増幅し、加速時にはるかに大きな駆動力を発生させることが可能だ。

 またLC500hは、コンパクトで軽量なリチウムイオンバッテリーを採用。バッテリーパックは後部座席とトランクルームの間にきちんと収まり、84セルで310.8ボルトを生成する高出力密度を備えている。

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