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ロールス・ロイス「カリナン」に負けない迫力の「マイバッハGLS」はお買い得!? 新しいリムジンの姿とは【東京−京都弾丸インプレッション】

7人乗車を4人乗車にする贅沢っぷり

 マイバッハとしては初めてのSUV、「GLS」ベースで正式名をメルセデス・マイバッハ「GLS600 4マチック」という。発表された直後から大人気で、現在はすでにオーダーストップ。“何年待ち”を越えてオーダーすらできないというから驚く。とりわけ2トーンカラーの人気が予想を越えていて、こちらから先にオーダーも止めたらしい。買えた人はラッキーだったという他ない。

全高1838mmを誇る圧倒的存在感のマイバッハGLS。市内を運転してみると、バスのドライバーと視線の高さはあまり変わらなかった(C)タナカヒデヒロ
全高1838mmを誇る圧倒的存在感のマイバッハGLS。市内を運転してみると、バスのドライバーと視線の高さはあまり変わらなかった(C)タナカヒデヒロ

 本来ならば2トーンを用意したかったという広報車も赤メタ単色に。とはいえモノカラーでも今や貴重で、その存在感もまた圧倒的である。グリル類は専用デザインでギラギラに輝き、シルバースターのフードマスコットが装備される。メルセデス製SUVでマスコット付きとなるのはこれが初で今のところマイバッハのみ。特別だ。

 マスクに輪をかけて派手な装いの大径ホイールは、これまたメルセデス初の23インチでなんと鍛造品。派手さ加減に目がしばしばするほどで、正直、今でも“目に余る”。純正品だとはまるで思えない。

●豪勢なインテリアの装備とは

 メルセデス・ベンツのラインナップではすでにお馴染みのM177型4リッターV8ツインターボエンジンに9速ATを組み合わせる。48ボルトシステムとISGシステムを加えた、いわゆるマイルドハイブリッドパワートレインだ。システム統合時の最高出力は558ps、最大トルクは730Nmと、大型SUVにふさわしいスペックである。

 マイバッハGLSの魅力を知るためには、きらびやかな外観だけで満足せず、ドアを開けてもらわなければならない(自動で飛び出すステップにスネをぶつけないように!)。ボディサイズがノーマルのGLSと同じ、つまりSクラスベースのマイバッハとは違ってホイールベースが変わらない代わりにシート配列を変えてきた。

 GLSの3列目を取り外して2列目を120mmも下げ、超贅沢な4シーターとしたのだ。独立した後席の真ん中には冷蔵庫もあり、シャンパンクーラーも備わっている。グラスは割れないメタル製に、というあたりが実用&心配主義のドイツ車らしくてちょっと無粋だけれど。

 これだけ豪勢な室内だ。それを支えて走る足回りはかなりのものでないとオーナーも納得しないことだろう。メルセデス・ベンツお得意の「Eアクティブボディコントロール」というサスペンションシステムを組み合わせた。4輪を48ボルト対応のアクチュエーターで制御する。路面状況を読み取る「ロードサーフェススキャン」も備わった。

NextSUVでも、乗り心地は正真正銘のマイバッハでした
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