パワフルかつ正確に切断作業をおこなえる
ミルウォーキーツール・ジャパンは、18V出力に対応する「M18 FUELシリーズ」の新ラインナップとして、「M18 FUEL マルチツール M18 FMT-0X0 JP」を発表した。
同機は、木製の床を切断したり、壁などを切って窓抜きなどをおこなったりするのに適した電動工具だが、先端のブレードを交換することで、サンディングと呼ばれる研磨作業や、はく離などの作業にも対応する。

モーターには、高効率のブラシレスタイプ“POWERSTATEブラシレスモーター”を採用し、毎分1万回から2万回の振幅速度を実現。振動角度は左右2.1度を確保し、合板やくぎ入り木材など、幅広い部材をパワフルかつ正確に切断できる。
また、スピードは10段階に調整可能。部材に負荷がかかると速度が上がる“オートモード機能”を搭載しており、作業開始時のミスを防げる上、部材を慎重に削ることができる。
また、木工用ブレードやサンディングパッド、サンドペーパーなどが付属している上、工具レスでブレード類を交換できるため、作業の切り替えも素早くスムーズにおこなえる。
●長寿命で多彩なツールに使えるバッテリー
ミルウォーキーツールは、1924年にアメリカのミルウォーキーで創業。以来、建設業界で働くプロフェッショナルたちに、耐久性に優れた長寿命の工具を提供しつづけてきた。
そんな老舗が日本に上陸したのは2021年のこと。コードレス工具「M18 FUELシリーズ」のほか、「M12 FUELシリーズ」やLEDライト、ツールボックスなど多彩なシリーズを展開している。
そんな同ブランドの魅力について、ミルウォーキーツール・ジャパンのマーケティング担当・谷口さんは次のように語る。
「ミルウォーキーツールは間もなく創業100周年を迎えます。日本で展開が始まったのは2021年4月とまだまだ上陸してから日が浅いのですが、国内でも急速にファンを増やしています。
人気の理由は、ミルウォーキー製品の確固たるパフォーマンスです。プロユーザーのニーズに応えるべく、レッドリチウムバッテリーとPOWERSTATEブラシレスモーターの連動を独自の管制テクノロジーで最適化。電動工具のパフォーマンスを最大化するとともに、長寿命化も実現しています」
ミルウォーキーツールでは「M18 FUELマルチツール」をはじめ“レッドリチウムバッテリー”採用の「M18 FUELシリーズ」を17モデルもラインナップする。いずれもプロフェッショナルの使用に耐えられる高性能モデルだけに、DIYを楽しむ上での強力なパートナーとなるだろう。
●製品仕様
・価格:3万9600円(消費税込)
・サイズ:W55.7×L283mm
・重量:1.6kg(2.0Ahバッテリー装着時)
・電圧:18V
・付属品:アタッチメント/サンディングパッド/サンドペーパー(5枚)/木工用ブレード/デプスゲージ/集塵アダプター