BMWのクルーザー「R18」がまったく違うテイストでカスタムされた
イタリアのヴェローナで開催された「ヴェローナ・モーターバイク・エキスポ」において、BMWモトラッド・イタリーはR18をベースとした、ふたつのカスタマイズプロジェクトモデルを発表した。

●Mカラーをまとった「R18」
まず1台は、クルマではお馴染みとなる「M」を冠した「R18 M」だ。このマシンはイタリアの雑誌『LowRide』が開発し『American Dreams』が製作したもの。
クルーザーであるR18をよりスポーティな外見とし、軽量化に加えてライディングポジションも変更することで、楽しい走りを体感できるようになっている。
「1800ccのビッグ・ボクサーは、安定性、ロングホイールベース、軽快なスタートを可能としています。大幅に軽量化されたこのバイクは、コンパクトで前方に荷重が掛かるライディングポジションによって、扱いやすさも向上するはずです」と、LowRideのディレクターであるジュゼッペ・ロンセン氏は語っている。
マシン製作には、多くの専門企業が関わっている。
プロトタイプとモデリングを専門とするエラボラトリオがテールチップやGFRP製ウインドシールドを製造。ヘットカバーや吸気ダクトなどのカーボン製品は、カーボン・イタリアが製作を担当している。ショートタイプのエキゾーストはERエキゾーストレボリューション、サドルはL.R.レザー、グリップとユニバーサルウインカー、ミラーはリゾマ、塗装についてはドックス・アート・ファクトリーが担当している。
それぞれがプロの仕事を全うすることで、この完成度の高さに繋がっているわけだ。
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