VAGUE(ヴァーグ)

シェードを重ねるだけ! 煙突効果でよく燃えてぼんやり明かりがもれる焚き火台

3段のシェードが生む美しい炎と実用性

「komorebi」は、灰受とサイズ違いの3つのシェードで構成されたHangOutオリジナルデザインの焚き火台だ。

 A4サイズのコンパクト収納でありながら、組み立てると高さのある箱形となり煙突効果が発生しよく燃える。ゴトク付きで調理にも使いやすい。もっとも“持ち運びが楽でよく燃える”、“調理しやすい”というだけなら、ほかにもごまんとあるので驚きはしない。

 焚き火とはひと味違う癒やしの光を灯すのが「komorebi」らしさ。そのヒミツは構造にある。焚き火をしていない状態ではシェードがつながっているように見えるが、シェードは3枚それぞれ独立している。柱・脚となるふたつのフレームを組み、これに灰受とロストル、シェードをフレームに順番に載せていくことで箱形の焚き火台を作るのだ。

 当然、シェードにはわずかな隙間が生まれ、そこから効率よく空気を取り入れると同時に焚き火の輝きがぼんやりのぞくというわけ。

焚き火の明かりがシェードの隙間からもれる。炎が飛び出すことなく、隙間が浮かび上がる程度の光が心地いい。吸気のおかげで側面の輻射熱はかなり抑えられているという
焚き火の明かりがシェードの隙間からもれる。炎が飛び出すことなく、隙間が浮かび上がる程度の光が心地いい。吸気のおかげで側面の輻射熱はかなり抑えられているという

●炎の美しさに気づかせてくれる“他にない”焚き火台

 開発したのは照明器具メーカー勤務経験のあるスタッフで、照明器具で培った知識や経験をもとに焚き火台の実用性にリラックス効果のある明かりと、陰影を生み出す演出をプラスしたという。

「生産メーカーとはメールとリモート会議で打ち合せをおこなうなど、今までの開発手順とかなり違う状況。サンプルアップや仕様確認、価格決定、燃焼試験などかなりの時間がかかってしまいました」(HangOut)という苦労はあったものの、“類似の焚き火台はない”と胸を張る製品に仕上がった。

 また、シェードを独立させているので組み合わせ方によって、最大限に煙突効果を発生させる、強火の調理向き、中火での調理向きなど焚き火のコントロールをしやすくなっている。おまけに一番大きなシェードにすべてのパーツが入るので、収納サイズを抑えることにも貢献する。

 HangOut「komorebi」は炎そのものを眺めるだけではなく、炎が生み出す光と影、金属に映りこむ炎の美しさに気づかせてくれる焚き火台だ。

●製品仕様
・価格:1万7600円(消費税込)
・サイズ:33×23×H23cm
・収納サイズ:30×21×H7cm
・重量:3kg
・素材:ステンレス、スチール

Gallery特徴的なシェードの組み合わせがおもしろい

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