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「ブラバスがKTMをチューニング!?」メルセデス・ベンツのチューナーがついにバイクも手掛けるか

ブラバスが手がければ、モンスターバイクになることは間違いない

 ブラバスは、メルセデス・ベンツ、スマート、マイバッハといったブランドのクルマを手掛けるチューナーである。日本ではVシネマ『ミナミの帝王』で主人公、萬田銀次郎がブラバス・チューンされたメルセデス・ベンツ「SLクラス」に乗っていたことを記憶している人もいるだろう。スマート車のチューニングにいたっては、2001年にブラバス社とダイムラー社の共同出資で「スマート・ブラバス社」が設立されるほど、両社は密接な関係にある。

 ブラバスの守備範囲は一般的に知られているよりも広く、ブランド力を生かしたアパレルやクラシックメルセデス・ベンツ車のレストア、防弾車両の製作・販売、さらにはスピードボート、プライベートジェットまで手掛けている。「スターテック」というブランド名でテスラ、ベントレー、ジャガー、ランドローバーなどのチューニングや自動車メーカーのためのコンセプトカー作りもおこなっている。

 そんなブラバスがヨーロッパにて申請した商標登録が話題を呼んでいる。

「ブラバス1300R」という商標名で申請されたのは、クラス12「二輪車:二輪車用構造部品、陸上車両用の部品および付属品、自動二輪車」。つまり今後、ブラバスがオートバイを投入するということだ。ブラバスによる公式発表は今のところ何もないが、バイクや自動車メディアのリーク情報では、オーストリアのKTMが販売している「1290 Super Duke R」がベース車になると噂されている。

ブラバス製バイクのベースになると噂されているKTM「1290 Super Duke R」(C)KTM
ブラバス製バイクのベースになると噂されているKTM「1290 Super Duke R」(C)KTM

●ブラバスは軽量化によってKTMの戦闘能力をアップする

 その情報ソースは、ヨーロッパでの排ガス規制書類において「KTMブラバス1300R」という名称が用いられているからだ。名称から予想されるベースは「KTM 1290 Super Duke R」で、2気筒4ストロークエンジンを搭載して排気量は1301cc、最高出力180ps/9500rpm、最大トルク140Nm/8000rpmを誇る。

 KTMのホームページで1290 Super Duke Rは“旧型モデルよりも2㎏軽量化!”と誇らしく謳われている。だが、ブラバスはエンジン回りに手を入れることはなく、さらなる軽量化で差別化を図るのではないかと予想されている。

 なお、KTM 1290 Super Duke Rのシリーズには、エンジンをいじることなく9㎏の軽量化を図り、パワーウェイトレシオ1kg/1psを達成した限定車「1290 Super Duke RR」が投入されている。

 500台限定で販売されたKTM 1290 Super Duke RRだが、発売開始からたった48分で完売。バイクの速さもさることながら、完売までのスピードも早かった。

 参考までに、ドイツでの1290 Super Duke Rの販売価格は1万7834ユーロ(約222万円)で、1290 Super Duke RRは2万4995ユーロ(約320万円)。ここから推測するに、ブラバスが手掛ける1300Rもなかなかの高額モデルに仕上がりそうだ。

 ブラバス初となるバイクがどのようなモンスターマシンになるのか、デビューが待ち遠しい。

Nextブラバスが手掛けると噂されるバイクの限定モデルを【動画】でチェックする
Gallery【画像】「ブラバス」が手掛けるカスタムの守備範囲とは(6枚)

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