VAGUE(ヴァーグ)

ユーザーフレンドリーな地面への熱ダメージゼロのストーブ

フィールドフレンドリーでユースフル

「tab. Field Stove Trigon(タブ フィールドストーブ トリゴン)」のコンセプトは、フィールドフレンドリー、ユースフル、サステナブルの3つ。

 焚き火の熱を地面に伝えず、それでいて焚き火も調理も楽しめて火力調節も思いのまま。耐久性の高い素材を採用し、長年使って傷んでしまったらその部分だけ交換できるという、見た目も機能もほかにはないストーブに仕上がっている。

 開発にあたりもっとも苦心したのは“フィールドフレンドリー”だったそう。

「トリゴンの開発の原点である“地面に熱を伝えない”ための構造には苦心しました。700℃にも達する炎を生み出しながら、地面も脚部の接地面も熱くならない構造は不可能ではないかと、途中何度かあきらめかけたほどです。

 何度も実験を繰り返し、たどり着いた結論が“熱の伝達を少なくするだけでなく放熱する”ことと、“熱気を滞留させないために強い上昇気流を生み出す”こと。

 結果、熱の伝達を少なくしながら放熱させるために独創的な三角錐のデザインが生まれ、強い上昇気流を生み出す構造が高い燃焼効率の源泉となり、全く新しいコンセプトに斬新なデザインと機能性が融合し掛け合わさったトリゴンが生まれました」(田中文金属)

三角形の五徳は、17-18cmのスキレットを3つ置けるサイズ。ダッチオーブンを載せても大丈夫
三角形の五徳は、17-18cmのスキレットを3つ置けるサイズ。ダッチオーブンを載せても大丈夫

●使いやすく自然にもやさしい

 こうして誕生した「tab. Field Stove Trigon」に火を入れてテストしたところ、着火30分後には本体は500℃以上に達しているのに、本体直下の地面は28℃。足にいたっては25℃と外気温(26℃)とほぼ変わらない温度だったという。

 インパクトある逆三角錐の本体はデザイン性だけでなく、火床を高くすることで直下の地面に熱を伝えず、また、3本足が本体のぐらつきを抑えつつ熱を放熱するという機能美だというわけ。

 もちろん、自然にやさしくても使いづらいものはキャンパーの心に響かない。

「tab. Field Stove Trigon」は座っても立っても調理しやすい高さで、調理時にいちいち五徳や網を外さなくてもいいようサイドから薪を投入できる“グリルモード”への切り替えもワンアクション。空気の量で火力を調節できる本体下部の回転扉など、ユーザー目線での親切設計がてんこ盛りだ。

 独自構造によって本体の変形を防ぎつつ二次燃焼を可能とし、薪の燃え残りや煙を低減している。「tab. Field Stove Trigon」は逆三角錐で薪が適度にばらけ、2?3本の薪でダイナミックな炎を生む。後片付けのしやすさとともにうれしいポイントだ。

 素材は高火力に耐えうるステンレスと、膨張係数ゼロで熱くなっているときに水がかかっても割れない耐熱ガラス。傷んだところだけ交換できるので使っているうちに愛おしさが倍増しそう。

 炭おこし用の「炭バスケット」、「丸焼きグリル」、「拡張テーブル」など来春にかけてオプションを順次発表する予定というのも楽しみだ。

●製品仕様
・価格:4万9500円
・サイズ:30×31×H51cm
・重量:6.6㎏
・素材:ステンレス、耐熱ガラス

Gallery強烈な火力と地面への熱ダメージを配慮した設計

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