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「エンツォ フェラーリ」でサーフィン! 「チャーリーズ・エンジェル」はスーパーカーを単純明快に楽しんで正解【映画の名車】

漫画のようなストーリーには、アニメの影響を受けた「エンツォ」が似合う

 1970年から1990年代。アメリカから発祥して世界を席巻したテレビドラマシリーズ『チャーリーズ・エンジェル』。この伝説の人気シリーズは、今世紀に入ってハリウッドで映画化され、こちらも大きな成功を収めることになった。

 そして、劇場版第2弾として2003年に公開された『チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル』では、実は数多くの魅力的なスーパーカーたちが銀幕を華々しく飾っているのだ。

エンツォ フェラーリには罪はないが、エンツォが劇中車として登場する映画は、不思議とB級作品が多い
エンツォ フェラーリには罪はないが、エンツォが劇中車として登場する映画は、不思議とB級作品が多い

「チャーリー」なる謎の紳士の率いる諜報機関で活躍する、3人のエンジェル。ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)は、拉致された米警察機構の要人カーター(ロバート・パブリック)を救出する。

 しかし犯行グループの真の目的は、アメリカ合衆国政府がかくまっている対組織犯罪の最重要承認リストだった。カーターは、その極秘ファイルにアクセスするためのキーアイテムとなっている指輪を奪われていたのだ。

 その後も追跡捜査を進めるエンジェルたちは、復讐のターゲットとなっている証人たちの顔写真を入手する。ところがその中には、8年前に当時の恋人シーマスが犯した殺人について証言したディラン本人の写真もあった。

 エンジェル達は指輪を奪還するものの、それは偽物であること、そして影に強大な敵が存在することに気づく。その敵とは、かつての「エンジェル」メンバーで、過去の怨恨からチャーリーへの復讐を企む美女、マディソン(デミ・ムーア)だった。

●エンツォが登場する映画はB級なのか!?

 この作品における象徴的な存在でもある「エンツォ フェラーリ」は、デミ・ムーア演ずる敵役、マディソンの愛車として登場。初登場シーンではなんとビキニの水着姿で真っ赤なエンツォを操る姿が見られるほか、マセラティ「スパイダー」に乗る敵の幹部をアレックスが追跡する際には、背後からナタリーが支援するための車両としてフェラーリ「250 GTスパイダー・カルフォルニア」(なんと本物らしい)が使用される。そしてクライマックス。ナタリーとマディソンが繰り広げるハードな格闘シーンの舞台となるのも、ACコブラ・レプリカのコクピット内なのである。

 公開年の「ゴールデンラズベリー」賞では「最低続編賞」を受賞。役作りのために2600万円以上を美容整形に投資したとも噂されたデミ・ムーアが同賞「最低助演女優賞」も授与されてしまったというこの作品だが我々スーパーカーファンにとっては必見。単純明快にお楽しみいただけるものと太鼓判を押すとしよう。

●劇中車:エンツォ フェラーリ
フェラーリ社創業55周年を記念して2002年に販売されたスペチアーレの第4弾。創業者であるエンツォの名前をそのまま冠し、当然のことながら開発当初はフェラーリ市販モデルの最強スペックを誇った。660psのV12エンジンをリアミッドシップにマウントし、カーボンファイバーを多用することで車両重量は1255kg。最高速度350km/h、0-100km/h加速3.65秒。後にサーキット走行専用モデル「FXX」などの派生モデルも発売された。

『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル/CHARLIE’S ANGELS FULL THROTTLE』
公開年:2003年
上映時間:107分
監督:マックジー
出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーア

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Gallery【画像】ガンダムに影響を受けたデザイン「エンツォ」とは(11枚)

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