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「ポルシェでキャンプへGO!」オフロード仕様の「ケイマン」にテントを積んで冒険の旅へ

オフロード仕様の「ケイマン」は488万円

 ポルシェ「ケイマン」は、「911」に代表されるRR(リアエンジン・リアドライブ)ではなく、リアミッドシップにエンジンを搭載したMRレイアウトを持つクルマだ。

 このケイマンをベースに、普段遣いはもちろん、ゴルフや釣り、キャンプなどといったアウトドアスポーツにも使えるポルシェというコンセプトカーを、ポルシェ専門店である「SPEC’S(スペックス)」が製作した。

ソロキャン仕様のクルマとして、「ケイマン」はエッジが効いていてオシャレだ
ソロキャン仕様のクルマとして、「ケイマン」はエッジが効いていてオシャレだ

●プロドライバーが手掛けたオフロード仕様

 スペックスは、名古屋に本拠を置き、プロドライバーである羽根幸浩氏が代表を務めるショップだ。羽根氏と聞いて思い出すのは、1993年の全日本ツーリングカー選手権第3戦、スポーツランドSUGO。圧倒的な速さを見せていたワークスの「スカイラインGT−R」を抑えて優勝したプライベート参戦のHKS GT-R。そのドライバーが、萩原修選手とコンビを組んでいた羽根幸浩選手だった。

 その後羽根氏は、フォーミュラニッポンや全日本GT選手権、ル・マ24時間レースなどにも参戦。またポルシェを専門に整備や中古車の販売、レースマシンの製作などをおこなうスペックスの代表として活動を続けている。

 今回発表したコンセプトカー「By S 987C」は、スペックスが手掛けるカスタマイズの新ブランド「By S(バイ エス)」の、第1弾としてつくられたものだ。

 2シーターではあるが、ミッドシップレイアウトのため、フロントだけではなくリアにもトランクを持ち、さらにはエンジン上部もラゲッジスペースとして利用できるというケイマンの利点に着目して製作された。

 まずケイマンの車高を上げ、オフロード用タイヤを履かせることで走破性を確保し、悪路走行でもフロアをヒットすることなく走ることができるようにした。

 エンジンは、本体はノーマルのままだが、中古車をベースに製作したことから、オーバーホールとチューニングをおこなっていて、2700ccの水平対向6気筒はレーシングカーに使われているものに近いレベルにまで性能が引き上げられている。

 ラゲッジスペースの容量は、フロントが機内持ち込みサイズのスーツケースを2個収納できる約150リッター。リアはゴルフバッグふたつ分となる約260リッターを確保。さらに、オリジナルのルーフラックを装備することで、汚れやすいテントなどのキャンプ道具は、こちらに積載することが可能となっている。

 ベース車である987型のケイマンは、2005年から2012年まで製造されていたモデル。今回使われたのは、2007年式で、走行距離が約6万kmの個体である。

 このクルマをベースに「By S 987C」を製作した場合の参考車両価格は488万円(消費税込)。SUVがトレンドとなっている昨今、このケイマンでキャンプに行けば、注目の的となること間違いなし。

 ポルシェでリフトアップというインパクト、そしてこのリーズナブルといっていいプライスはとても魅力的だ。ソロキャン愛好家に是非ともおすすめしたい1台だ。

ポルシェ・ケイマン のカタログ情報を見る

Gallery【画像】冒険にでかけたくなるオフロード「ケイマン」とは(10枚)

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