VAGUE(ヴァーグ)

まさに海を支配する1000m防水のEDOX「スカイダイバー」

“防水時計のパイオニア”としてのエドックスの横顔を象徴する新モデル

 創業より130余年を数え、現在ではスイス腕時計ブランドの名門として確固たる地位を築くエドックス。その歴史を紐解いてみると、卓越した防水時計の開発技術が発展のカギを握っていたことがうかがえるだろう。

 たとえば1961年発表の“デルフィン”は、独自開発の“ダブル-Oリング”なるりゅうず機構により、当時としては驚くべき200m防水性能を実現した防水時計。さらに1965年には、“ダブル-Oリング”をさらに進化させることで500mという高度な防水性能を備えた“ハイドロサブ”を発表。

 時代ごとに画期的な防水技術を発明して旋風をもたらしたエドックスは、じつに防水時計のパイオニア的存在でもあったのだ。

 さてひるがえって、2021年11月より発売された「スカイダイバー ネプチュニアン オートマティック」。“スカイダイバー”は、2019年にエドックスの創業135年記念モデルとしてリリースされた復刻コレクション。

 かつてスイス軍の精鋭パラシュート部隊のために秘密裡で製作されたというミステリアスなバックグラウンド、ヴィンテージ感のあるデザインがファンの心を捉える人気のコレクションだ。

最上級グレードのルミノバ X1は標準タイプに比べ2時間後の発光量が60%高い
最上級グレードのルミノバ X1は標準タイプに比べ2時間後の発光量が60%高い

●海神の名にふさわしいタフネス性と飽和潜水1000mの防水機能

 一方、「ネプチュニアン」というモデルネームの由来となっているのは、ローマ神話では“ネプチューン”、ギリシャ神話では“ポセイドン”の名で知られる海の神。海を支配する強大な力を持った神はまた、オリンポス十二神の中でもっとも気まぐれで、また荒ぶる神としても知られている。

 大いなる自然の恵みを与える一方、突如として牙をむく海の恐ろしさは昔も今も変わらない。本モデルのネーミングは、エドックスのタフネスを追求する時計作りの象徴であると同時に、困難や逆境に立ち向かう人々へのオマージュでもあるという。

 やや大ぶりな44mmケースには、28,800振動・38時間のパワーリザーブを備えたスイス製EDOXキャリバー80を搭載するが、なんといっても特筆すべきは1000m(100気圧)という高度な防水機能だろう。深海での過酷な条件下で長時間作業するプロダイバーの飽和潜水に対応できるよう、9時位置にはヘリウムエスケープバブルを搭載する。

 ケースは耐食性に優れ、医療機器にも使用される高品質素材、316Lステンレススティールを採用。本体表面は、一般的なステンレスの3倍以上の硬度を持つ耐傷性の高いハイテクセラミックベゼルと3mm厚のサファイアクリスタルがしっかりと保護。

 全体の設計は1973年製作とされるオリジナルモデルのデザインスケッチをモチーフとしているが、インデックスをドットからバータイプに変更するなど、現代的でスマートな印象へとアップデートしているのも興味深い。インデックスと針には最上級の蓄光素材・スーパールミノバ X1を施すことで、水中など暗所での判読性を確保するなど、海の神に恥じない充実したスペックを備えている。

●製品仕様
・ケース径:44.0mm
・ケース厚:15.6mm
・ケース:316Lステンレススティール
・ガラス:サファイアクリスタル
・ムーブメント:自動巻き EDOXキャリバー80
・駆動時間:38時間パワーリザーブ
・防水性能:1000m(100気圧)

Gallery【画像】海を愛する者に似合う新生「スカイダイバー」の魅力を見る(7枚)

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