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G-SHOCKの名作AW-500のフルメタルモデルがオリジナルカラーで甦る

初代のフォルムはそのままにフルメタル耐衝撃構造がモジュールをしっかりガード

 マルっとしたフォルムが特徴的なG-SHOCK初のアナ・デジモデル「AW-500-1E」は1989年に発売。30年以上経つ今でも愛されている名作で、復刻モデルの他にも、昨年末にフルメタル化された“AWM-500シリーズ”が登場している。

 今回紹介するフルメタルモデルの「AWM-500-1AJF」(7万4800円、消費税込)は、ブラックIPコーティングによってオリジナルカラーを再現。当時の面影を残しつつも、メタルの輝きによって重厚感や上品さがプラス。フルメタル化にあたり、こだわったポイントを広報担当の方に伺った。

「1989年に誕生した『AW-500』は絶対に針が落ちない初代アナログモデルで、ナイフで削ぎ落したような無駄の無いデザインが人気を博しました。このエポックメイキングなモデルをフルメタル化でリバイバルさせるために、GMW-B5000Dで培ったメタル化技術を踏襲しています。耐衝撃性能をキープするために、内部モジュールを格納するセンターケースの複雑形状による軽量化を図りました」

 フルメタル化し重量が増すことで落下の際の衝撃も強くなってしまうが、センターケースを軽くして、そのすき間にファインレジン製の緩衝パーツを組み込むことで、衝撃を和らげているそうだ。

「ベゼル部の円周や縦部品のヘアライン仕上げで高級感ある見栄えを確保しています。忠実な再現を目指すためサイズシミュレーション用の複数のプロトタイプを制作し、オリジナルに近い形状を作り上げました」
 
 実はAWM-500シリーズのケースサイズは、初代のAW-500よりも若干小さくなっている。これは樹脂モデルをフルメタル化した際に、同サイズでも大きく見えてしまうからだそうで、そのために綿密なサイズシミュレーションがおこなわれていたのだ。

 なお、バンドもオリジナルモデルを再現するための重要なポイントで、バンドの3コマ目までを曲線形状にすることで、樹脂バンドのようにケースとの一体化を図っている。

デザインの元となった初代アナ・デジモデルの「AW-500-1E」
デザインの元となった初代アナ・デジモデルの「AW-500-1E」

●暗闇では腕を傾けただけで自動でライトが点灯

 スペック面ではタフソーラーと電波受信機能を搭載しており、定期的な電池交換やめんどうな時刻合わせは不要なのがうれしいところ。また、20気圧の防水性も有している。

 デジタル表示では、ワールドタイム、ストップウオッチ、アラーム、タイマーなどの機能を搭載。針が下に来た時はデジタル表示にかぶってしまい見づらいが、その際は針を一時的にデジタル表示の上から移動させられる“針退避機能”が役立つはずだ。

 ライトは文字板とデジタル表示の両方に高輝度のLEDを搭載。明暗を感知して、腕を傾けるだけでライトが点灯するオート機能が備わっているため、カバンやスマホで片手がふさがっていても問題なし。インデックスや針の先端にネオブライトも施されているため、暗闇でもしっかりと時刻を確認することが可能だ。

 フルメタル化されても愛嬌を感じさせるデザインはそのまま。初代を持っていた人は懐かしさも感じることだろう。どんなファッションにも合わせやすいオリジナルカラーのブラックは、早速ヘビーローテーションに加わりそうだ。

●製品仕様
・ケースサイズ:51.8×44.5×14.2mm(縦×横×厚さ)
・ケース・ベゼル:ステンレススチール
・バンド:ステンレススチール
・使用電源:タフソーラー
・駆動時間(フル充電時からソーラー発電なしの状態):機能使用の場合/約11か月、パワーセービング状態の場合/約28か月
・防水性:20気圧防水

Gallery【画像】ラウンドフォルムとメタルの一体感が美しい(6枚)

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