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「自由と可能性に満ちた時代に想いを馳せて」ブローバ最新作は60年代デザインへのオマージュ

創業140年を数えるブローバ・ブランドが躍進を遂げた60年代デザインへのオマージュ

 1875年、創業者ジョセフ・ブローバがニューヨークに開いた小さな宝飾店に歴史の端を発するブローバ。“クラフトマンシップ(職人技)、イノベーション(革新)、テクノロジー(技術)”という創業以来の企業理念を忠実に守り続けることにより、アメリカを代表する時計メーカーのひとつに成長。現在はニューヨーク本社と国外8か国に構えたインターナショナルオフィスを拠点に、世界65の国と地域で高いブランド力を発揮している。

 そのブローバが大きく躍進するきっかけのひとつとなったのが、1960年に世界初の音叉式電子時計として発表された「アキュトロン」であることは間違いないだろう。月差1分以内というこれまでにない高精度は世界中の視線を集め、技術のカギを握った「音叉」は現在ブランドを象徴するロゴマークとなっている。

 さて今回新たに「クラシック・コレクション」に仲間入りしたのは、同社が豊かな発展を遂げた1960年代のアーカイブデザイン「エアロジェット」にインスパイアされたふたつのタイムピース。特徴的なのは、左右対称なダイヤルや、華奢にデザインされたシンプルなバーインデックスなど、時代を超えて愛されるタイムレスなデザインの数々。ダイヤル中央を縦横に走る細い十字のラインもファンにはおなじみのものだろう。

その佇まいにレトロさを感じる「ブローバ クラシック コレクション」
その佇まいにレトロさを感じる「ブローバ クラシック コレクション」

●ボックス型風防、デイ・ナイト表示、旧デザインロゴ。レトロポップな意匠が満載

 やや大ぶりな41mmのステンレススティール製ケースには、外周側にわずかに立ち上がりのあるボックス型風防ガラスを備える。またダイヤルの9時位置には午前午後をひと目で見分けられるデイ・ナイト表示のサブダイヤルをレイアウトするなど、60年代の雰囲気を感じられる意匠や機能がたっぷり詰まっているのもポイントのひとつだ。

 12時位置には“AEROJET”の文字とともに、あえて旧デザインを採用したブランドロゴを配している点にも注目。シースルーバックになった裏ぶたごしには、自動巻きムーブメントの動きに、職人の確かな技を伺うことができる。

 深いネイビーブルーのグラデーションダイヤルをまとっているのは「Classic 96B374」で、やや太めにデザインされた時分針とインデックスは、ダークなダイヤルによく映えるゴールドカラー。ブラックのカーフレザーがレトロな雰囲気を添えている。

 一方、光沢感のある明るいブラウンに、こちらもレトロなムードの5連ブレスレットを組み合わせているのが「Classic 96B375」。針とインデックス、時刻表示窓も全てシルバーで統一することで、すっきりとした印象に仕上がっている。

 自由と可能性に満ちあふれていた60年代は、世代を問わず不思議な郷愁と憧れを抱かせる時代。遊び心に溢れた時計を手に、古き良き時代に想いを寄せてみるのもいいだろう。

●製品仕様
・ケース径:41mm
・ケース厚:11.80mm
・ケース:ステンレススチール
・ムーブメント:自動巻き、24時間表示、カレンダー
・ストラップ:96B374:カーフレザー 96B375:ステンレススチールブレスレット
・風防:ミネラルガラス
・防水性能:3気圧防水

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