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【最高速300キロ!】ジェンソン・バトンがラドフォード「タイプ62-2」のテストをヘセルでスタート

最高速300キロの「タイプ62-2」をジェンソン・バトンがテスト

 VAGUEでたびたびお伝えしているラドフォード・ロータス「Type 62-2」が、2021年12月8日、英国ノーフォーク州ヘテルにあるロータスのテストコースで、デリバリーに向けた最終段階の走行テストをおこなった。

2022年の第2四半期のデリバリーに向けて、ジェンソン・バトンがテストをスタートしたラドフォード「タイプ62-2」
2022年の第2四半期のデリバリーに向けて、ジェンソン・バトンがテストをスタートしたラドフォード「タイプ62-2」

 テストドライバーを務めたのは、お馴染みのジェンソン・バトン氏だ。

「クルマのフィーリングは素晴らしく、高速コーナーでも低速コーナーでもバランスがとれていて、一日中、問題なく走ることができました。これは、これから数か月にわたっておこなわれる、私のためのセットアップの完璧なベースとなります。このクルマが、ロータスのDNAに敬意を払いながらも、ラドフォードのような贅沢さを備えた純粋なドライバーズカーであることを確認したいと思います」

 バトン氏はこのタイプ62−2の開発に際して、ごく初期から携わってきた。そのことが、このモデルがアナログスポーツカーに求められる、魅力的かつ洗練されたドライビングエクスペリエンスを実現したことにもつながっている。

 今回テスト走行をおこなった、「タイプ62−2ジョン・プレイヤーズ・スペシャル」は、事前の最高速テストにおいて186mph(約300km/h)記録している。

 加速性能は、0-100km/hのタイムが2.9秒、0-200km/hでは8.4秒という鋭さだ。これは608psを発生するスーパーチャージャー付きの3.5リッターV型6気筒エンジンと、アルミ製のシャシとカーボンファイバー製ボディパネルを組み合わせた乾燥重量1t以下という軽量なボディによって実現されたもの。今後、バトン氏による最終のセッティングをおこない、2022年の第2四半期に、最初の顧客へと納車される予定となっている。

往年のF1であるロータス・フォード72E
往年のF1であるロータス・フォード72E

●へセルでテストするからこそ意味がある

 今回のテストには、ロータスの創始者コリン・チャップマン氏の子息であり、クラシック・チーム・ロータスのマネージングディレクターでもある、クライブ・チャップマン氏も参加していた。

「ラドフォード・ロータス・タイプ62-2がヘセルのコースで活躍するのを見るのは、本当に特別なことです。オリジナルのタイプ62の精神と遺産を、象徴的なJPSのカラーリングと組み合わせて、現代のスポーツカー愛好家のために蘇らせた方法は、見事な成果だと思います」とクライブ・チャップマン氏は語っている。

 ラドフォード・タイプ62-2は、すべての納車が完了すると、そのオーナーは1日限定で開催されるサーキットイベントに招待される。そこでは、ジェンソン・バトン氏と一緒にステアリングを握り、サーキットでこのクルマの性能を最大限に発揮させるテクニックを学ぶことができる。単にインスパイアしたクルマをつくって売るだけではなく、持てる性能を発揮する機会をつくる。そこにラドフォードの、このモデルに対する想いが伝わってきそうだ。

Galleryバトンがテスト中のラドフォード「タイプ62-2」を【画像】でチェック(15枚)

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