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トレイルライドは安全第一! スペシャライズドのヘルメットは他社モデルとなにが違う?

トレイルライドに最適な「Tactic」

 アメリカ・カリフォルニア州を拠点とする総合サイクリングブランド・スペシャライズドは、“Made for riders , by riders(ライダーによる、ライダーのためのブランド)”を標榜。自らも熱心なライダーであるエンジニアたちが、自転車本体からライディングに必要な各種ギアまで、自分たちが本当に欲しいと思える製品を開発している。

 そんな同ブランドから、先ごろ2種類のトレイル(山道)向けヘルメットが発売された。

独自のフィットシステムや高い安全性を備えたスペシャライズドのヘルメットは、トレイルライドを安全に楽しみたい人はもちろん、最近人気のe-Bikeライダーにもおすすめだ
独自のフィットシステムや高い安全性を備えたスペシャライズドのヘルメットは、トレイルライドを安全に楽しみたい人はもちろん、最近人気のe-Bikeライダーにもおすすめだ

 まずハーフシェルタイプの「Tactic(タクティック)」は、安全性と通気性、フィット感とトレイルライディング時に求められる性能をハイレベルで実現したモデルだ。

「通常より大きな衝撃を与えるe-Bike向けの安全規格試験である、オランダのヘルメット安全規格“NTA8776”をクリアしたモデルで、数値流体力学を用いて設計された内部チャネルが高い通風性を発揮します。

 安全性と快適性を高いレベルで両立したこともあって、国際的に名高いバージニア工科大学のヘルメット評価“Virginia Tech Helmet Rating”においても、最高評価の5つ星を獲得しています」

「Tactic」の特徴をこのように語るのは、スペシャライズドジャパンの製品説明を担う部署であるSBCUの板垣響さん。

「Tactic」は後頭部までカバーする形状で、転倒時に脳にかかる力を軽減させる“MIPS(Evolve)”も搭載。山中を走り回るトレイルライドやエンデューロ競技に最適だ。

 また、スリムなシルエットながら、調整範囲の広いフィットシステムを搭載しており、どんな頭の形状にもしっかりフィットさせられる。

●フルフェイスでもハーフシェル級に軽い「Gambit」

 一方、フルフェイスタイプの「Gambit」は、激しい斜面を猛スピードで駆け下りるダウンヒル競技にも対応するプロテクションを備えながら、Mサイズで640gという軽さを実現したのが特徴だ。

「軽いカーボンファイバーシェルや専用設計のポリカーボネートなど、配置箇所に合わせて密度を変えた5つのフォームにより、比類ない軽さを実現しました。スペシャライズドの研究開発施設でコンピュータ解析と3Dプリンターを使い、形状、強度、軽さを確かめながら試作を繰り返した結果、フルフェイスヘルメットでありながら驚きの軽さを実現しています。

 また、ダウンヒル走行の安全規格をクリアしたフルフェイスヘルメットでありながら、ハーフシェルヘルメットのような通風性と調整機構を備えているのもポイントです」(板垣さん)

「Gambit」独自のフィットシステムは、従来のフルフェイスヘルメットのように肌とパッドの摩擦によってフィット感を保つ構造とは異なり、パッド数を減らすことができるため優れた通風性を実現。独自のメッシュ裏地と組み合わせてパッドに組み込み、優れた透湿性と通気性を確保している。

 ちなみに、今回登場したふたつのヘルメットは、いずれも角度固定式のバイザーを採用。これはサングラス装着時のクリアランスを確保するためと、転倒時にバイザーが外れて破損を防ぐことをねらったものだ。

 近年、スポーツタイプの自転車は、密を避ける移動手段として人気が上昇。さらに、アウトドア趣味の人気上昇もともなって好調なセールスを記録している。しかし、やはり安全性を考慮すると、ヘルメットはぜひ装着したいところ。とくにトレイルライドを楽しむ人にとって、独自のフィットシステムや高い安全性を備えたスペシャライズドのヘルメットは、最適な選択肢といえる。もちろん、最近人気が高まっているe-Bikeに乗る人にもおすすめしたいアイテムだ。

●製品仕様
☆Tactic
・価格:1万4300円(消費税込、以下同)
・サイズ:S、M、L
・カラーラインナップ:4色

☆Gambit
・価格:3万6300円
・サイズ:S、M、L
・カラーラインナップ:2色

Galleryスペシャライズドのエンジニアが本当に欲しいと思い開発したヘルメットを【画像】で見る(7枚)

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