スコットランドの伝統技法から生まれたニットウェアはどんな着心地なのか?
希少な糸とハンドフレーム製法で編み上げた極上ニット
スコットランドの伝統的なニットウェアづくりの背景を生かし、上質な素材で長く愛用できるデイリーウェアを提案しているmacalastair(マカラスター)から、2021年の秋冬コレクション第2弾が登場。暖かさとやわらかな風合いが魅力のニットウェア4モデルを展開する。
1981年設立のニットウェアブランドであり、スコットランドに拠点を持つmacalastair製ニットの特徴について、日本代理店を務める渡辺産業のプレス・坂本竜さんはこう話す。
「世界遺産の地であるスコットランドのニュー・ラナーク。そこにある紡績工場“NEW LANARK SPINNING(ニュー・ラナークスピニング)”で紡がれた糸には、希少性の高いスコティッシュウールが用いられています。このウール糸で編み上げられたニットは、天然の防臭性や吸湿発散性などの機能はもちろん、着心地のよさと保温性に優れているのが最大の魅力です。
またmacalastairは、日本ではほとんどおこなわれていない、手横編み機を使用したイギリスの伝統的なハンドフレーム製法で編み上げており、職人の技術と経験が生み出す、やわらかな風合いを感じていただけます」
●ボーダー柄やモックネックの新作もラインナップ
ここからは、秋冬メンズコレクションの第2弾として発売された4モデルを紹介する。
ブランドを代表する王道のクルーネックセーター「フェアリー」は、2016年に登場して以来、毎シーズン、アップデートを重ねている定番モデルとして人気が高い。今季はシャツの上に着たときに、襟がより美しく出るよう、ネックの詰まり具合が調整されている。
存在感のある太ボーダーがアクセントになった「フェアリーツーカラーストライプ」は、今季の新作として登場したボーダー柄が目をひく。王道のクルーネックデザインだからこそ、太いピッチのボーダーがインパクト大。カジュアルな印象ながら、落ち着いた配色のため品のよさを演出できる。
スタイリングの主役になるニット「フェアリーマルチストライプ」は、マルチストライプ柄を採用した新作。秋冬のスタイリングに新鮮さを与えてくれる配色で、コーディネートのアクセントになる1枚だ。ベースとなるカラーを、ネックと裾部分にデザインすることで、全体のバランスを上品にまとめている。
そして、リラックスフィットの新モデル「ダールトン」は、今季から新たに登場したモックネックセーター。ネックの高さがほどよく、タートルネックが苦手な人にもおすすめだ。肩幅と身幅をオーバーサイズにし、着丈を短く設定することで、トレンド感のあるシルエットに仕上がっている。
●製品仕様
☆フェアリー
・価格:1万8700円(消費税込、以下同)
・サイズ:36、38
☆フェアリーツーカラーストライプ
・価格:2万900円
・サイズ:36、38
☆フェアリーマルチストライプ
・価格:2万900円
・サイズ:36、38
☆ダールトン
・価格:1万9800円
・サイズ:38、40