VAGUE(ヴァーグ)

美しい響きと自然な音の広がりを実現「新作イヤホンの振動板」は史上初の木製でした

木の振動板だからこその心地いい音

 ビクター「HA‐FW1000T」は、同ブランドが得意とする木の振動板を初めて採用した完全ワイヤレスイヤホンだ。

 音質のチューニングには、国内最高峰クラスの技術を誇るビクタースタジオのエンジニアが参加。ビクターの音響設計技術とスタジオエンジニアの知見が融合した“Tuned by VICTOR STUDIO”モデルである。

 ビクターが木の振動板である“ウッドコーン”をスピーカーに初めて採用したのは、2003年のこと。さらに5年後の2008年には、木の振動板“ウッドドーム”を使った有線イヤホン「HP-FX500」を発売するなど、長年にわたって独自のウッドテクノロジーを進化させてきた。

より進化した“木の振動板”を採用することで、完全ワイヤレスイヤホンの弱点を克服したビクター「HA‐FW1000T」
より進化した“木の振動板”を採用することで、完全ワイヤレスイヤホンの弱点を克服したビクター「HA‐FW1000T」

 ビクターブランドを展開するJVCケンウッドのメディア事業部ライフスタイルBUプロダクツ・マネジメント部 企画1Gの木村さんは、木の振動板の美点を次のように語る。

「木は音の伝わり方が速い上に、余分な振動を適度に吸収するという特性があるため、振動板の素材として理想的なんです。そんな木をイヤホンの振動板として加工したのが、“ウッドドーム”になります。

 その上で、最新の完全ワイヤレスイヤホンである『HA‐FW1000T』は、カーボンコーティングしたPET振動板と組み合わせることで、振動板としての特性をさらに向上させています。これにより、ディテールの再現性が高まり、音源に忠実なサウンドを奏でてくれます。木の振動板だからこそ、いつまでも聴いていたくなるかのような心地いい音を実現できたのです」

 このように木の特性を活かすことで、まるで目の前に演奏者がいるかのような錯覚を覚えるほどの再現力と表現力を備える“ウッドドーム”。しかし、常に静寂な環境のなかで音楽を聴けるわけではない。そこでカギとなるのがノイズキャンセリング技術だ。

「HA‐FW1000T」では、ふたつのマイクを採用したハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能に加えて、Qualcommアダプティブノイズキャンセル技術も搭載。とくに後者は、イヤーピースの密閉度を常にモニタリングし、装着がズレたとしても自動でノイズキャンセリングレベルを補正。いつでも安定したノイズキャンセリング効果を得られる。

●オリジナルマスターに迫るサウンドを再現

 ワイヤレス伝送のために圧縮された音源を、ハイレゾ相当の高音質に復元する“K2テクノロジー”を搭載する点も「HA‐FW1000T」のポイントだ。

 同技術は、サザンオールスターズがレコーディングする場として知られるビクタースタジオのスタジオエンジニアと、ビクターの音響機器技術者が共同で開発したもの。圧縮・劣化したデジタル音源の高周波数帯域、微小信号に拡張処理を施し、オリジナルマスターに迫るサウンドへと復元する。イヤホン側でコーデックの種類を判別して信号処理をおこなうため、スマートフォンなど再生機器を選ばず、ハイレゾ相当まで拡張して原音に近いサウンドを響かせる。

 さらに、SBC、AAC、Qualcomm aptX audioなどのBluetoothコーデックはもちろんのこと、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源にも対応した最新の高音質コーデック“Qualcomm aptX Adaptive audio”にも対応。再生機器を問わずいい音を楽しめる。

●マスク装着時もクリアな声を届けられる

 原音に忠実な再生能力が魅力の「HA‐FW1000T」だが、通話用マイクも搭載。スマートフォンでの通話やテレワークにおいても活躍する。

 なかでも新開発の「マスクモード」の搭載により、マスク着用時の声のこもりを補正し、クリアな声を相手へと伝達。また、イヤホン側の操作で通話マイクのオン/オフ切り替えが可能なため、スマホをカバンに入れたままでも簡単にマイクをミュート状態にすることができる。

 また「HA‐FW1000T」は、本体のみで最長9時間の連続再生が可能な上、充電ケースを活用すれば最長27時間の長時間再生が可能というタフさも魅力。また、10分間の充電で最長1.5時間の再生が可能なクイック充電も重宝する。

 これまで、ワイヤードタイプに比べて音質面に課題が残るとされてきた完全ワイヤレスイヤホンだが、ビクターの「HA‐FW1000T」はそうしたポイントを完全に払拭。さらにテレワークなどに便利な機能も搭載しているから、オールラウンドに活躍してくれそうだ。

●製品仕様
・価格:オープン価格
・振動板:11mmウッドドームカーボンドライバー
・対応コーデック:SBC、AAC、Qualcomm aptX audio、Qualcomm aptX Adaptive audio

Galleryテレワークにも重宝する“木の振動板”採用のワイヤレスイヤホンを【画像】で見る(5枚)

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