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「ロシア発の新興チューナー」が世に問うAMG「GLS63」のエアロパーツとは

チューニング新興国ロシアより最新エアロ

 SUVの人気は、現在ではもちろん世界的なものになった。それは中国やロシアといった巨大な市場をも一気に我がものにし、もはやSUVなくしてはグローバルでのセールスに成長性はないといわれる時代にまで変化を遂げた。

 それはチューニングやドレスアップといったアフターマーケットの世界においても同様だ。SUVのチューニングといえば、現在もドイツがその最新情報の発信地といえるが、プロダクションモデルのSUVをより魅力的にアレンジしてくれる他国のチューニングメーカーも台頭してきた。

カーボンファイバーがむき出しになっているパートが、ラルテ・デザインのオリジナルのキットだ
カーボンファイバーがむき出しになっているパートが、ラルテ・デザインのオリジナルのキットだ

 今回紹介するのはロシアに本社がある「ラルテ・デザイン」だ。2012年に誕生した同社は、来年が創業10周年という、まだまだ新しいブランドだが、そのファクトリーは実に2480平方メートル。約40人のエンジニアとスタッフによって、日々ニューモデルの開発と生産がおこなわれている。

 改めて考えてみれば、ロシアはSUVの巨大市場。自国でアフターパーツの生産をおこなうのは効率の高いビジネスといえる。

 ベースモデルのポートフォリオも幅広い。メルセデス・ベンツ、BMW、といったドイツ・ブランドのほかに、マセラティ、レンジローバー、レクサス、インフィニティ、テスラ用のアフターパーツが、すでにラルテ・デザインからはリリースされており、それらはもちろんデザインから開発、生産まですべて同社の手によるものだ。

ロシアに本拠地があるラルテ・デザインが手掛けたメルセデスAMG「GLS63」のエアロキット
ロシアに本拠地があるラルテ・デザインが手掛けたメルセデスAMG「GLS63」のエアロキット

●フルカーボンのエアロキット

 今回紹介するのは、メルセデスAMG「GLS63」がベースとなる「Larte GLS63」と呼ばれるエクステリアのパッケージキットだ。再設計されたフロントとリアのバンパー、そしてグリルがもっとも大きな特徴となる。

 AMG製のラジエーターグリルはカーボンファイバー製に改められ、縦方向のスリットを備え、さらに広いエアインテークを備えたセンターのバンパートリムがそれを補完している。

 同じくカーボン製のボンネットもラルテ・デザインのオリジナル・アイテムだ。後方左右には一対のエアインテークが新設され、フロントからのエアの流れは、造形からも容易に想像できる。

 タイヤサイズは23インチ。リアディフューザーは、後方からこのモデルを見た時の特徴として見逃せないパートとなっている。

 ロシア発のチューニング・ブランド、ラルテ・デザイン。この洗練されたデザインを特徴とするブランドが、ドイツなどに逆輸入される日も、あるいはそう遠くないのかもしれない。

Gallery【画像】意外にイケてるロシア製エアロパーツ(7枚)

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