VAGUE(ヴァーグ)

スペシャライズドの超軽量e-クロスバイクは乗り降りしやすいステップスルー仕様が新鮮

軽快な走りをより多くの人が楽しめる

 自転車人気の高まりを受け、その人気が急上昇中なのが“e-Bike”と呼ばれるスポーツタイプの電動アシスト自転車。なかでもスペシャライズドは、超軽量e-クロスバイクシリーズの「Vado SL」を展開。世界的に高い評価を獲得している。シリーズ名にある“SL”とはSuper Light=超軽量の頭文字で、平均的なe-Bikeより40%軽量に仕上げられている。

 そんな超軽量e-クロスバイクシリーズ「Vado SL」に、先ごろ乗り降りしやすい“ステップスルー(STEP-THROUGH)”モデルが追加された。スペシャライズド製e-Bikeのアドバンテージは、自社開発した超軽量かつコンパクトで、高性能のモーターを搭載していること。バッテリーはフレームに内蔵され、ひと目見ただけではe-Bikeとわからないような洗練されたデザインも特徴だ。

  • トップチューブの高さを下げ、フレームをまたぐのに大きく足を上げる必要がない「Vado SL 4.0 STEP-THROUGH」は、どんなウェアでも乗りやすいのがポイントだ

 その構造ゆえバッテリーはフレームから取り外すことはできないが、これも軽さを追求するためのもの。こうした独自技術を積み重ねることにより、「Vado SL 4.0 STEP-THROUGH」はMサイズで約15.5kgと軽量に仕上がっている。一般の電動アシスト自転車は25kg程度の重量があるものが少なくないため、押して歩くだけでもその軽さを体感できる。

 クロスバイクやロードバイクといったスポーツタイプの自転車は、三角形を組み合わせたようなフレーム形状が基本となるため、フレームをまたぐのに大きく足を上げる必要がある。しかし「Vado SL 4.0 STEP-THROUGH」が採用したステップスルーという仕様はトップチューブの高さを下げ、またぎやすくしているのがポイントだ。今回、ステップスルータイプを追加した背景について、スペシャライズドジャパンマーケティング部の益田大貴さん次のように語る。

「トップチューブを低く保つことで、乗り降りを容易にしました。どんなウェアでも乗りやすいので、通勤や通学時の移動手段としての利便性が向上しています」

 近年は通勤や通学のアシとしてもe-Bikeが注目されているが、乗り降りしやすいフレーム形状を採用したことで、ユーザーの裾野が広がりそうだ。

●アシストをオフにしても軽さを感じられる

「Vado SL 4.0 STEP-THROUGH」のアシスト可能な走行距離は130kmで、長距離ライドにも十分な容量を確保。“レンジエクステンダー”と呼ばれる別売の外づけバッテリーを追加することで、最長195kmまで伸ばすことも可能だ。また、スマートフォンの「MISSION CONTROL」アプリと連携させることでアシストレベルを調整し、ルートに合わせたバッテリー残量を確保することもできる。

 フレームは軽量・高剛性のアルミ製。各種ケーブルはフレームに内装されていて、スマートなシルエットを実現する。ブレーキは制動力の高い油圧式ディスクで、変速ギアは11速と本気のスポーツ自転車に近い装備となっている。

「スペシャライズドのe-Bikeは軽さを活かした運動性能の高さが特徴です。これまではどちらかというと玄人好みのイメージが強かったものの、ステップスルータイプが追加されたことで、誰もが軽快な走りを味わえるようになりました」と語るのは、e-Bikeについて継続的に取材・執筆しているライターの増谷茂樹さん。

「少々高価ではありますが、電動アシスト自転車は重いというイメージを払拭する軽さです。アシストを切った状態で乗っても“軽い”と感じられることでしょう」(増谷さん)

 バッテリーが切れた際の重さは電動アシスト自転車のネガのひとつだったが、スペシャライズド製のe-Bikeはそのイメージを覆す軽さ。軽快に、そしてラクに移動するための手段としてe-Bikeを検討中の人は、一度体験してみることをおすすめする。

●商品仕様
・価格:42万9000円(消費税込)
・重量:15.5kg(Mサイズ)
・バッテリー容量:320Wh
・アシスト可能距離:最長130km

Gallery軽さと乗り降りのしやすさを両立した「Vado SL 4.0 STEP-THROUGH」を【画像】で見る(4枚)

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