VAGUE(ヴァーグ)

ドゥカティの電動キックボードがスポーツすぎる! 日本では公道走行できる?

ドゥカティだと電動キックボードも速そうに見えてしまう

 ドゥカティというと、MOTO GPでの活躍もあって、2輪業界ではとくにスポーツタイプに力を入れているブランドというイメージがあるかもしれない。しかし、2021年2月に販売が開始された電動キックボード「PRO-I EVO」など、電動モビリティにも力を入れている。

  • 搭載されているモニターは、PRO-I EVOよりも大型化され、走行中でもさまざまな情報が見やすくなった

●キーレスで走行可能

 ドゥカティではこれらのモビリティを「ドゥカティ・アーバンマイクロモビリティ」としてシリーズ化している。今回発表されたのは、PRO I-EVOに続く、電動キックボードの新モデル「PRO-III」だ。このPRO-IIIは、非接触型接続技術であるNFCを採用したことが特徴となっている。

 具体的には、PRO-IIIに搭載されたトークンが、チップを所持しているオーナーに反応し、メインスイッチがオンになるというものだ。クルマでいうところのスマートキーのようなシステムと考えると分かりやすいだろう。

 本体のディスプレイ部の下にはUSBポートが装備されているため、PRO-IIIを使用しているときに、スマートフォンなどの充電も可能。搭載されているバッテリーは468Whで、最大50kmの走行が可能となっている。

 さらに、ドゥカティと同じくフォルクスワーゲングループの一員であるイタルデザイン社が設計と開発を担当した「Ducati Urban e-mobility App」も搭載されていて、ユーザーはバッテリーの充電量や走行距離、最後に確認した車両位置などの車両情報を簡単に確認できる。搭載されているモニターは、PRO-I EVOよりも大型化され、走行中でもさまざまな情報が見やすく、また、スマートフォン上の専用アプリでも、情報の管理が可能だ。

 基本となる車体は、フレームにマグネシウムを採用。軽さとともに振動吸収性に優れていることから快適に使用できるほか、10インチホイールにはアンチパンクチャー・チューブレスタイヤを装備。LEDヘッドライトも装備されているほか、ブレーキは前後ともにディスク式となっているため、安全性も高い。

 今回のリリースでは、車体サイズなどの記載がなかったが、PRO-I EVOの全長1160mm、走行時の全高1160mm、ハンドルを折り畳んだときの全高490mmというサイズと、大きな違いはないだろう。重量もおそらく、PRO-I EVOと同等の、15kg程度となっているはずだ。

 サポート面では、欧州などではLINEよりもはるかに多くのユーザーがいる「WhatsApp」のチャットによって、リアルタイムでの技術サポートサービスへのアクセスが可能。

 しかし、日本ではさまざまな制限があるため、ストック状態では公道を走ることはできず、サーキットのパドックなど、私有地で使うことがメインとなってしまうだろう。可能ならばこのオシャレなスタイルのまま、公道走行が可能なモデルも開発してもらいたいところだ。

Gallery大幅に進化したドゥカティ製電動キックボードを【画像】でチェック(11枚)

RECOMMEND