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テスラ「サイバートラック」をキャンピングカーに! 発売前に売り出されたキャンプアクセサリーがクール

サイバートラックに合うミニマリズムなデザイン

 2019年11月に、テスラは「サイバートラック」を発表。タフで無骨で唯一無二な存在、という触れ込みで9mm口径の銃弾には耐えられる防弾仕様であることが話題を呼んだ。

 なんでもボディパネルには厚さ3mmのステンレススチールを、ウインドウには3枚の合わせガラスを用いているとか。その理由は、と尋ねられたテスラCEOのイーロン・マスク氏は「クールだから」とサラっと答えている。無駄に高性能なのは、クールなのだ。

 発表会ではハンマーでドアを叩いたり、窓ガラスに鉄球をぶつけてみたり、いかにサイバートラックがタフかを見せつける演出が話題を呼んだ。もっとも、話題を呼んだ要因のひとつは、そのタフさではなく、割れるはずのないウインドウが割れてしまったからだったのだが。

 いずれにせよ割れるはずのないウインドウが割れた、ということであっという間にSNSに拡散された。ウインドウの担当者は戦々恐々としていたかもしれないが、当該動画は“バズった”のでマーケティング的には大成功だったといえよう。

 もしかしたらバズらせることを狙って、わざと割れるウインドウをお披露目されたサイバートラックに装着していたとは考え過ぎだろうか? プレゼンテーション上手なテスラならやりかねない。

 テスラのホームページを覗いてみると、すでに予約を受け付けている。もちろんテスラなのでBEV(蓄電池搭載EV)。モーターは1基、2基、3基から選べる。

 モーター1基の0−60mph(約96km/h)加速は6.5秒、3基だと2.9秒という加速タイムが記載されている。つくづく電気モーターがもたらす大トルクは凄い、と思わせてくれる。

 そんなサイバートラックだが、発表会から2年近い月日が流れているにもかかわらず生産開始のニュースが入ってこない。そればかりか2022年に生産開始、との噂がチラホラ流れてくる有様。

 クールだ、と褒める人もいれば、売れない、と批判する人もいる。賛否両論だがイーロン・マスク氏はそうした評判は気にしない様子だ。

  • 縦にも横にも稼働し、クローズ時はサイバートラックの荷台にピッタリと収まる構造だ(C)YouTube(CyberLandr)

●まだ見ぬ「サイバートラック」をキャンプ仕様に

 そうこうしているうちに、サイバートラック用のアクセサリーを開発した会社まで登場した。「サイバーランダー」という会社は、サイバートラックの荷台部分に設置して上方向に伸縮することで、居住空間を生み出すアクセサリーを開発したと発表した。

 シャワーやトイレ、可動式な椅子はベッドとしても使えるし、机やキッチン、冷蔵庫も完備。電気自動車ゆえに「電源」は問題ないだろう。キャンプ需要のみならず、緊急車両、ベースキャンプ、簡易宿泊施設、ハンティングや釣り、建設現場の休憩所などなど、使い方は様々であることをサイバーランダーは謳う。

 アメリカのキャンピングカーといえば、上下左右に伸縮するゴージャスなものだが、サイバーランダーの提案は最近流行りの「ミニマリスト」っぽく、若者ウケしそうだ。ただ、サイバートラックが未だに生産されていないので、開発を進めようにもコンセプト止まり。

 サイバーランダーは商魂たくましく購入予約を受け付けており、今決済すると10%から20%ディスカウントされる。事前決済でキャッシュフローを確保しようとしているのだろうか。ただ、納品されるまでには相当な時間がかかってしまいそうだ。

Nextテスラ「サイバートラック」が縦に伸びる【動画】をチェック
Gallery【画像】未来的キャンピングEV誕生? 「サイバートラック」を見る(10枚)

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