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第5世代の新型「レンジローバー」は1637万円から いま買っておきたいグレードは?

元祖「砂漠のロールス」が第5世代にモデルチェンジ!

 2021年10月26日、ランドローバーは新型「レンジローバー」を発表した。事前のティザーで想像はできていたが、外観デザインはキープコンセプトではあるものの、歴代のなかでもっとも洗練され、パーソナライゼーションを極めたモデルとなっている。

  • 2021年10月26日、英国ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで新型「レンジローバー」がお披露目された

 新型レンジローバーの外観上の特徴は、凹凸がなくひとつの塊を削り出したようなデザインにある。この洗練されたデザインは、フラッシュグレージング、目立つことのないウエストレールフィニッシャー、シームレスなレーザー溶接ルーフジョイントなど最新技術を駆使して生み出された。

●パワートレインとボディタイプは?

 新型レンジローバーのパワートレインは、マイルド・ハイブリッド(MHEV)とPHEVが用意される。さらに2024年からはランドローバー初のBEVがラインナップに加わることが決定している。

 PHEVパワートレインは、二酸化炭素排出量を30g/km未満に抑え、「EVモード」での航続可能距離は100km(WLTP)だ。実航続距離は最大80kmだが、これは一般的なレンジローバーユーザーの1回の移動距離の75%に相当する。

 ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2タイプ。乗員数は4人乗り、5人乗りに加えて、レンジローバーとして初の7人乗りも加わった。ちなみに、4人乗りと7人乗りはLWBのみの設定となる。

●日本で選べるグレードと価格は?

 日本に導入されるラインナップと車両価格(消費税込)を以下に紹介しよう。当初はMHEVとガソリンエンジンのみが日本に導入されるようだ。

 MHEVの「D300 AWD MHEV」に搭載されるエンジンは、3リッター6気筒ツインターボチャージドディーゼルMHEVで、最高出力300ps/4000rpmだ。

 ガソリンエンジンの「P530 AWD」に搭載されるエンジンは、4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジンで、530ps/5000−6000rpmの最高出力を誇る。

■SWB
・レンジローバーSE D300 AWD MHEV:1637万円より
・レンジローバーHSE D300 AWD MHEV:1752万円より
・レンジローバーSE P530 AWD:1829万円より
・レンジローバーHSE P530 AWD:1944万円より
・レンジローバー オートバイオグラフィーD300 AWD MHEV:1972万円より
・レンジローバー オートバイオグラフィーP530 AWD:2163万円より
・レンジローバー ファーストエディションP530 AWD:2240万円より

■LWB
・レンジローバーP530 AWD:1870万円より
・レンジローバー オートバイオグラフィーP530 AWD:2195万円より
・レンジローバー ファーストエディションP530 AWD:2272万円より

■LWB(7席シート)
・レンジローバーP530 AWD:1892万円より
・レンジローバー オートバイオグラフィーP530 AWD:2159万円より

●さらに快適・静かになった車内

 第3世代となる新しいアクティブ・ノイズ・キャンセレーション技術は、さらに走行中の静粛な室内環境を実現した。静かで密閉されたボディアーキテクチャーをベースに、車両の外側に設置したマイクとヘッドレストのスピーカーを使用して、ノイズキャンセリング機能付きのハイエンドヘッドホンのように、室内の乗員に静かなパーソナルスペースをもたらす。

 また、アレルゲン低減とウイルス除去のためのデュアル「ナノイーX」テクノロジーを搭載した「空気清浄システムプロ」によって、乗員の快適さと健康の向上も図られている。これは、臭いやウイルスを大幅に低減し、CO2マネジメントとPM2.5キャビンエアフィルターで空気の質をよりよくする働きがある。

 先進の「ナノイーX」テクノロジーは、SARS-CoV-2ウイルスを含むウイルスやバクテリアを大幅に減少させることが科学的に証明されており、いまもっとも必要とされる装備のひとつかもしれない。

●サステナビリティへの取り組みは?

 サステナビリティ(持続可能性)の考えは高効率なパワートレインの選択肢のみにとどまらない。革新的な素材やプロセスを組み合わせることで、製造過程や走行時の環境負荷を軽減している。

 その一例として、レザーを使わないインテリアオプションであるウール混紡の「Kvadratプレミアムテキスタイル」を採用。この暖かくて心地よい素材は、レザーのような触り心地でありながら30%の軽量化とCO2排出量を4分の1に抑えたテクニカルな「Ultrafabrics」素材との組み合わせが用意されている。

●類稀な走破性と乗り心地を実現する技術とは

 レンジローバーならではの走破能力と穏やかな乗り心地は、ランドローバーの先駆的な「インテグレーテッド・シャシ・コントロール(ICC)・システム」によって健在だ。

 このシステムは、この種の車両にこれまでに搭載されてきたもののなかでは、もっとも包括的にシャシ・テクノロジーを制御する働きがある。「オールホイール・ステアリング」は、卓越した高速安定性とランドローバー史上最少の回転半径を実現。新機能である「ダイナミック・レスポンス・プロ」には、あらゆる環境下で落ち着きのある乗り心地と敏捷性を高めるために素早く反応する電子ロールコントロールが備わっている。

* * *

 新型レンジローバーは、2024年からBEVのラインナップが決定している。しかし、今味わえるときに530psのV8モデルを堪能するのもひとつの選択であろう。

 なかでもSWB、LWBの両方で選ぶことが可能な「ファーストエディション」が、ヒーター付きのウインドスクリーンも装備しており、選んで正解かもしれない。

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