VAGUE(ヴァーグ)

業界随一のコンパクトさが魅力のサウンドバーはいかにしてパノラマサウンドを実現するのか

オーディオ最新フォーマットにフル対応

 オーディオブランドのSonos(ソノス)から、テレビ番組の視聴やゲームプレイ、そして音楽鑑賞などに最適化されたサウンドバー「Sonos Beam(Gen 2)」が登場した。

 主に映画コンテンツ向けの立体音響“Dolby Atmos(ドルビーアトモス)”に対応するほか、2021年後半には音楽向けの立体音響技術“Dolby Atmos Music”や、ハイレゾ相当の音源であるAmazon“Ultra HD”もカバーする。日本市場での販売開始は2021年内を予定している。

  • 最新規格“HDMI ARC/eARC”に対応し、HDMIケーブルと電源ケーブルだけで最新の音声フォーマットに対応した高音質サウンドを体感できる「Sonos Beam(Gen 2)」

 Sonosは2018年に日本へ上陸。AmazonのAlexa(アレクサ)などAIアシスタント機能に対応したBluetoothスピーカーやマルチルームオーディオなどを展開するブランドとして一躍その名が知られるようになった。そんな同ブランドについて、Sonos Japanカントリー ジェネラル マネージャーの瀬戸さんは次のように語る。

「日本で本格的に製品展開がスタートしたのは2018年のことですが、アメリカでは創業から20年近くが経ち、現在は世界60カ国に展開しています。Sonosは『あらゆる音楽を、誰でも簡単に、素晴らしいサウンドで楽しめるように』という熱意を基に、50種類以上の音楽ストリーミングサービスに対応し、部屋中の音楽をシームレスにつなぐホームサウンドシステムやスマートスピーカーなど、数々の革新的なスピーカーを開発してきました。また、チューニングメンバーにハリウッドの音楽・映画界の第一人者を迎えることで、サウンドの質という点でも非常に高い評価をいただいています」

●中身は別物といっていいほどアップデート

 そんなSonosが今回リリースしたのがサウンドバーだ。サウンドバーといえば、テレビとつないで映画やドラマなどの映像コンテンツを、迫力のサウンドとともに楽しむための機器だとイメージする人も多いだろう。

 だが、いまやサウンドバーは、テレビの音声を奏でるだけでなく、音楽ストリーミングサービスのカバーやスマホとの接続も必須。そのため「Sonos Beam(Gen 2)」は、より気軽に高音質を楽しむための設計が施されている。

 サウンドバー本体にはツィーター×1、ミッドウーファー×4、パッシブラジエーター×3を搭載。中央に配置されたツィーターが高音域を奏でるほか、4つの楕円形ミッドウーファーが中音域と低音域を担当。加えて、ラジエーターが低音域をサポートしてパワフルかつ迫力あるサウンドを実現する。

 その上、立体音響フォーマットの“Dolby Atmos”に対応するほか、2021年後半には“Dolby Atmos Music”や“Amazon Music HD”の再生もカバーし、最大48kHz/24bitのロスレスオーディオ再生が可能となる。この新モデルの特徴について、Sonos特任プロダクト・マネージャーのスコット・フィンクさんは次のように語る。

「第2世代となった『Sonos Beam(Gen 2)』は、コンパクトな筐体サイズや形状は第1世代とほとんど同じですが、中身は別物といっていいほどアップグレードしています。

 CPUの高速化や内部回路の刷新に加え、サイコアコースティック技術によってサラウンドの音を調整しています。これにより、コンパクトなサイズ感を変えることなく“Dolby Atmos”の立体的なサウンドを再現できるようになりました。また外観も、ファブリック製のグリルを採用していた前作から、よりサラウンド音質に適したポリカーボネート製のグリルへと変更しています」

 最新の音響技術に対応するだけでなく、「Sonos Beam(Gen 2)」はチューニングにも力が入っている。

 Sonosの他モデルと同様、スピーカーのチューニングには音楽界や映画界などの第一人者で構成される“Sonos Soundboard”が担当。また、AppleのiOS向け専用アプリでは、壁や家具に反射するスピーカーの音を検知・調節し、部屋や構成に最適なサウンドを届ける“Trueplay(トゥループレイ)”の微調整も可能だ。

 加えて、テレビやスマホとの接続のしやすさにも注力。テレビとは最新規格“HDMI ARC/eARC”での接続が可能で、HDMIケーブルと電源ケーブルだけで最新の音声フォーマットに対応した高音質サウンドを体感できる。また、スマホとの接続ではNFC機能に対応。専用アプリの指示に従って設定すれば、簡単にスマホと接続できる。

 テレビ番組の視聴時は人物の会話などを聞き取りやすく、映画コンテンツ鑑賞時には左右だけでなく上下方向の音も再現し、さらにストリーミング配信で音楽を聞けば心地いいサウンドでからだを包んでくれる「Sonos Beam(Gen 2)」。映像や音楽のある毎日を気軽にアップグレードしてくれるサウンドバーといえそうだ。

●製品仕様
・型式:AQR-TZA51K
・価格:5万9800円(消費税込)
・サイズ:W651×D100×H69mm

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