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バイクで南極点を目指して770キロの旅へ! 世界初のモーターサイクルによる南極走破プロジェクトの全容とは

アドベンチャーモデル「Himalayan」で南極点を目指す770kmの旅

 創業120周年を迎えたロイヤルエンフィールドが、モーターサイクルの新しい可能性を押し広げる新たな試みとして、世界初のモーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90°SOUTH-Quest for the Pole」を始動する。

  • 「Himalayan」とオーロラ

●「90°SOUTH-Quest for the Pole」ってどんなプロジェクト?

 90°SOUTH-Quest for the Poleは、これまで120年にわたりモーターサイクルの歴史を作ってきたライダーや冒険家たちへの敬意を表すとともに、ロイヤルエンフィールドのビジョンである「Pure Motorcycling」をコンセプトに、これまでどのモーターサイクルも走ったことがない場所に行くという野心的な試みである。

 ロイヤルエンフィールドのライド&コミュニティ部門リーダーであるSanthosh Vijay Kumar氏と、製品開発部門のシニア・エンジニアであるDean Coxsonの2名が、2021年11月26日に南アフリカのケープタウンを出発し、南極大陸のロス棚氷からレベレーツ氷河を経て、南極点付近のアムンゼン・スコット基地を目指して走る計画となっている。

 なお、南極点までの道のりでは、圧縮された雪の上の軌跡を走行することでモーターサイクルの抵抗を減らし、排出ガスを最小限に抑えるという。

 また、環境保護にも気を遣っており、タイヤ痕を除いて遠征隊があらゆる痕跡を残さないように配慮。排泄物を含むすべての廃棄物を持ち帰り、適切に処理することを約束するとしている。

●「Himalayan」ってどんなバイク?

 同プロジェクトでは、南極走破への深い専門知識を有するアークティックトラック社との緊密なパートナーシップのもと、ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルであるHimalayanを2台使用するという。

 2016年に発売されたHimalayanは、シンプルかつ高性能で、どこへでも行けるモーターサイクルだ。何十年にもわたるヒマラヤ山脈での走行や、何千キロもの困難な地形を通過してきた経験から、舗装された道路だけでなく、人里離れた場所でも能力を発揮する多目的なモーターサイクルとして製造され、世界中で冒険を求める多くの人々の信頼できる味方となっている。

 今回の遠征では、2台のHimalayanを雪や氷の上を走れるようにアップグレードし、南極の極限状態でも機能を発揮できるよう改造。過酷で危険な南極走破の遠征に向け、アイスランドのラングヨークトル氷河で南極の状況を再現し、2020年9月に第1段階、2021年7月に第2段階のテストを完了させている。

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 アイシャー・モーターズ マネージングディレクターのシッダールタ・ラル氏は、ロイヤルエンフィールドの節目の年と遠征の試みについて、次のように述べている。

「120年というのは、ブランドにとって長いレガシーです。今年、その節目の年を迎えることができたことをとても嬉しく思います。

 この120年間、私たちは世界中でライディングと探検の文化を創造し、それを盛り上げ、育んできました。このような探検の追求は私たちのDNAの真髄であり、『90°South』は私たちの並外れて壮大なモーターサイクル走行シリーズの新たな幕開けなのです。

 過去には、『Himalayan Odyssey』のようなライディングイベントが、ヒマラヤでのモーターサイクル・アドベンチャーへの道を切り開いてきました。今回のような南極への壮大な探検は、人々に再び冒険家になることをインスパイアするでしょう。

 人と機械の耐久力、そして忍耐力を試すこの遠征は、モーターサイクルで南極点までの770kmを踏破する初めての試みとなります」

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 ロイヤルエンフィールド、アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリー氏は、このような探検を奨励するブランドの姿勢について、次のようにコメントしている。

「120年もの間、ロイヤルエンフィールドは人類の探検を支え、その限界を押し広げ、多くの探検家たちの味方であり続けてきました。

 彼らの旅と冒険が、この世界初となる南極へのモーターサイクル遠征へのインスピレーションを私たちに与えてくれたのです。

 地球の果てまで走るという大胆で野心的な試みは、人間の精神のレジリエンスを表しています。

 すべてのロイヤルエンフィールドライダーと、彼ら自身の感動的な探検への頌歌として、この遠征を必ず成功させたいと思っています」

●「ロイヤルエンフィールド」とは?

 1901年に最初のモーターサイクルを製造したロイヤルエンフィールドは、現在も生産されている世界最古のモーターサイクルブランドである。

 インドの自動車メーカー、アイシャ―・モーターズの一部門であるロイヤルエンフィールドは、そのユニークで個性的なモダンクラシックバイクで、インドにおける中間排気量のモーターサイクルセグメントを創造した。

 そしてインドのチェンナイに新たな製造拠点を設けたことで、モーターサイクルの需要急増に対応し、急速に生産を拡大し続けている。

 過去5年間、毎年40%以上の成長を遂げてきたロイヤルエンフィールドは、世界の中間排気量モーターサイクル市場において非常に重要な存在となりつつあり、魅力的で乗っていて楽しいモーターサイクルを製造することで、この市場を再構築することを目指しているという。

 現在、インドの主要都市に直営店18店舗、大型店940店舗、スタジオ店500店舗を展開しており、日本を含む世界50か国以上にモーターサイクルを輸出している。

Gallery南極点を目指す「Himalayan」を【画像】で見る(15枚)

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