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「フェラーリ512BB」と「ポルシェ911T」が峠を疾走!! EDMキングのカルヴィン・ハリスが自らドライブ【MVの名車】

今なお音楽業界をリードするEDM

 2000年代中盤以降、世界のクラブシーンではEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)ムーヴメントが沸き起こった。EDMはアンダーグラウンドから瞬く間に世界に広がり、それに伴い各地でビッグフェスが開催され、ビジネス的にも大成功を収める。

 1000万ドルを軽く超えるほどの年収を稼ぐDJ/プロデューサーが何人も生まれ、ビジネス誌などが大々的に特集を組んだりしていたが、なぜか日本ではEDMムーヴメントが起こらず、一部のクラブでコアなファンが楽しむのにとどまっていた。早い時期からEDMをプレイしていた筆者の友人のDJは、「日本は音楽もガラパゴスなんだよ」と嘆いていた。

 日本で盛り上がりを見せたのは2010年代に入って何年か経った頃から。Electrox、Ultra Japan、Electric Zooなどのビッグフェスが開催され、毎年7月にベルギーで開催されるTommorowLandを始めとする海外フェスに日本人も参加するようになっていった。

  • We’ll Be Coming Backに登場するフェラーリ「512BB」とポルシェ「911T」(C)Youtube(Calvin Harris)

●世界でもっとも稼ぐDJ

 今回紹介するCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)はEDMシーンが拡大する中、若くして大成功を収めたDJ/プロデューサーのひとりだ。

 Calvin Harrisはスコットランド出身。MySpaceに自身の作品をアップロードして知名度を高め、2007年6月にデビューアルバム『I Created Disco』をリリースして瞬く間にスターダムに駆け上がった。

「This Is What You Came For ft. Rihanna」(再生回数約25億回)、「Summer」(同約14億回)、「How Deep Is Your Love」(同約14億回)など、You Tubeでの驚異的な再生回数も話題に。

 アメリカの経済誌『フォーブス』の「世界でもっとも稼ぐDJランキング」では2013年から2018年まで6年連続で1位に選出された。ちなみにその収入は2014年と2015年がそれぞれ6600万ドルで、2016年は6300万ドル。2位以下のDJを大きく引き離しての数字で、ただただため息がでるばかり……。

 そんなCalvin Harrisの楽曲で、クルマが大々的にフィーチャーされているミュージックビデオが「We’ll Be Coming Back ft. Example」だ。

 2012年7月にリリースされた本作は、フィーチャリングアーティストに英国人のラッパー/シンガーソングライターであるExample(イグザンプル)を起用。この曲を収録したアルバム『18 Months』はUKチャートで初登場1位を記録した。シングルカットされた曲はすべてUKチャートのトップ10入りを果たし、これにより「トップ10入りのシングル9曲を生み出した史上初のアルバム」となった。

Nextふたりがハンドルを握るのは、自動車史に残る名車
Gallery【画像】512BBと911Tによる「目を見張る2台の共演」(10枚)

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