VAGUE(ヴァーグ)

美しい北半球のアーチをダイヤルに表現したアーノルド&サン新作の魅力

紺碧の大海原に美しいブリッジをかけた北半球が浮かび上がる

 卓越した技術とアイデアで数々の発明を生み出した、アーノルド&サン創業者ジョン・アーノルド(1736-1799年)だが、ことによく知られているものとして、英国海軍のために製作した海洋時計、マリンクロノメーターが挙げられる。2018年に鮮烈なデビューを放った「グローブトロッター」は、いわばこのマリンクロノメーターの系譜に連なるもの。

 45mmの大きなケースの中央にそびえるのは、ふっくらと立体的に表現された北半球。赤道上部には、北アメリカとユーラシア、さらにアフリカの一部がロジウムメッキされたレリーフとして描き出されている。

 これは北半球全体を視覚的にとらえつつ、さらに各都市の位置から外周の24時間リングをたどることで、そのエリアの時間帯を読み取らせるという、ユニークな表現方法によるものだ。それぞれの都市やエリアの位置をより視覚的にわかりやすくするために、主要な山脈はマットな仕上げで表現し、一方で海洋部分は青みがかったラッカーをハンドペイントで何度も塗り重ねることで立体感を演出。

 さらに真珠光沢パウダーを散りばめることで大海原に輝きを添えている。海岸線は蓄光素材スーパールミノバを含む繊細なラインに縁どられており、暗い所では美しい大陸のシルエットが浮かび上がる。

 北半球をぐるりと囲む24時間リングには透明なサファイアガラスを採用、さらにその下の文字盤にはブルーの濃淡で繊細なサンライト仕上げを施し、立体感をいっそう引き立てている。

  • 大航海時代に想いを馳せるスケールの大きな世界時計

●あたたかみのあるレッドゴールド。華麗なムーブメントの営みにも注目

 今回の「グローブトロッター ゴールド」が他のモデルと大きく異なるのは、あたたかみのあるレッドゴールドの輝きだ。北半球全体を大きく横切るブリッジは透かし彫りが施され、中央には世界時間の軸を支えるルビーがうやうやしく鎮座。

 アップライトインデックスには面取りされたレッドゴールドにスーパールミノバが塗装され、暗所での視認性を確保している。一方、ケースバックは無反射コーティングを施したサファイアクリスタルに覆われたスケルトン仕様で、自社製の自動巻きキャリバー A&S6022がその華麗な姿をのぞかせている。

 他のアーノルド&サンのムーブメントと同じく、このムーブメントも開発から製造、装飾、組み立て、調整まで、あらゆる工程がラ・ショー・ド・フォンの工場においておこなわれたもの。

 繊細なギョーシェ模様が施された22Kゴールドのローター、コート・ド・ジュネーブ仕上げのブリッジ、サテン仕上げの歯車など、こちらも見どころたっぷりだ。

●製品仕様
ケース径:45mm
ケース:18Kレッドゴールド(5N)
ムーブメント:自動巻きキャリバー A&S6022
駆動時間:パワーリザーブ45 時間
風防:両面無反射コーティングを施したドーム型サファイアクリスタル
文字盤:サンリットブルー ラッカー仕上げ
ストラップ:ブルーのアリゲーター 手縫いステッチ
防水性能:3気圧
販売数:28本限定

アーノルド&サン相談室 TEL 0570-03-1764

Gallery北半球がすっぽり腕時計に収まった【画像】を見る(4枚)

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