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「ロイヤルエンフィールド」の新型イージークルーザー「Meteor 350」が日本で買える! 世界最古のモーターサイクルブランドとは?

バイク専用のナビシステム「Tripper」も初導入

 ロイヤルエンフィールドが、新型イージークルーザー「Meteor 350」の日本での販売を、2021年11月中旬より開始する。

  • ロイヤルエンフィールドの新型イージークルーザー「Meteor 350」

●聞き慣れない「ロイヤルエンフィールド」とは?

 1901年に英国で誕生したロイヤルエンフィールドは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドだ。

 現在、インドの自動車メーカー、アイシャ―・モーターズの一部門であるロイヤルエンフィールドは、そのユニークで個性的なモダンクラシックバイクで、インドにおける中間排気量のモーターサイクルセグメントを創造した。

 インドのチェンナイに新たな製造拠点を設けたことで、モーターサイクルの需要急増に対応。急速に生産を拡大し、過去5年間、毎年40%以上の成長を遂げてきた。

 そんな同社は、世界の中間排気量モーターサイクル市場において非常に重要な存在となりつつあり、魅力的で乗っていて楽しいモーターサイクルを製造することで、この市場を再構築することを目指しているという。

 現在は、インドの主要都市に直営店18店舗、大型店940店舗、スタジオ店500店舗を展開しており、日本を含む世界50か国以上にモーターサイクルを輸出している。

●「Meteor 350」ってどんなバイク?

 Meteor 350は、数々のクルーザーモーターサイクルを生み出してきたロイヤルエンフィールドの伝統に、新たな1ページを加えるモデルである。1952年に発表され、その耐久性の高さで評判となったブランドの代表的なモーターサイクル、「Meteor」の名を受け継いでいる。

 今回発表されたイージークルーザーの新型Meteor 350は、時代を越えて愛されているロイヤルエンフィールドのスタイリングを継承しながらも、多くの初となる試みが反映されており、現代に適したモーターサイクルにデザインされた。

 また同モデルには、ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルとしては初めて、ターンバイターンナビゲーションシステムが標準装備されている。ロイヤルエンフィールドトリッパ―と名付けられたこのシステムは、Googleマップをベースとし、モーターサイクル用のナビゲーションを用いて、目的地に到着するまでの最適なルートを表示してくれる。

 なお、トリッパ―システムは、スマートフォンにロイヤルエンフィールドのアプリをインストールし、バイクをペアリングするだけで使用することが可能となっている。

●「Meteor 350」のメカニカル解説

 英国ブランティングソープとインドのチェンナイにあるふたつのテクニカルセンターで設計・開発されたMeteor 350は、メカニカル、フィッティング、フィニッシュの品質を新たなレベルに引き上げつつ、ロイヤルエンフィールドの重要なDNAがすべて継承されている。

●エンジン・ギア

 349cc空冷単気筒エンジンを搭載したMeteorは、最高出力20.2bhp、最大トルク27Nm/4000rpmを生み出すことで、クルーザーの基本特性である低音域のグラントを実現。バランサーシャフトの採用により、ロイヤルエンフィールド特有のドスンというエンジン音は維持しながらも、スムーズで快適な操作性を実感することができる。

 最適化された電気制御式フューエルインジェクションのスロットルレスポンスは、発進時の安定性と直線でのスムーズな加速を実現。5速ギアボックスは、5速をオーバードライブにすることでストレスのない経済的な高速クルージングを可能にし、7プレート・クラッチを採用したことで、市街地でのギアシフトもスムーズにおこなえる仕様となっている。

●フレーム・シフト

 Meteor 350には、ツインダウンチューブスプラインフレームが採用されており、ワインディングでも自信をもって走行可能。高速道路では、しっかりとした安定感のある走りを、そして混雑した市街地では快適に操作できるように設計されているという。

 低めのシート高と重心、そして固有の強度と剛性を兼ね備えたこのフレームは、ロングツーリングで冒険を求める都会のライダーに最適なモーターサイクル。130mmトラベルの41mmフォークと、6段階プリロード調整が可能なツインチューブエマルジョンショックアブソーバーをリアに装備することで、確実なハンドリングと快適な乗り心地を実現している。

 また、フットペグはフォワードになっており、シーソーペダルのギアシフトを採用することで、本格的なクルーザー体験を可能とした。

●タイヤ・ブレーキ

 すべてのモデルに、キャストホイールとチューブレスタイヤが標準装備され、ロングツーリングにおける利便性と安心感を提供。フロントには100/90-19、リアには140/70-17のタイヤを装着することで、快適性とクルーザーらしい外観が実現している。

 ブレーキは、フロント300mm、リア270mmのディスクとデュアルチャネルABSを装備し、ロイヤルエンフィールドの単気筒モデルのなかでもっとも強固なモデルとなっている。

●ライト

 ヘッドライトとテールライトは、クリーンで現代的なLEDと、効率性と時代を超えた魅力を兼ね備えたハロゲンヘッドランプを採用。すっきりとしたハンドルバーコントロールとスイッチギアは高品質で、ロータリー式のスタータースイッチは、クラッシックな雰囲気を漂わせている。

●メーター

 Meteor 350のすべてのモデルには、新しいメータークラスターが搭載されている。このメータークラスターは、ダンシングニードルと呼ばれるアナログ式スピードメーターの、時代を超えた気品とギアインジケーター、燃料計、時計、トリップメーターなどの必要な情報を表示する液晶ディスプレイの機能性が兼ね備えられている。

 また、ハンドルバーの下にはUSB充電ポートも装備され、外出先でのスマートフォンなどの充電にも対応する。

●純正アクセサリー

 パッセンジャーバックレスト、ツーリングスクリーン、ラゲッジオプション、エンジンガードやサンプガードなど、機能性を向上させるアクセサリーに加え、サテン仕上げのステンレススチール、ブラックパウダーコートのスリップオンサイレンサー、ツーリングシートなど、クラシックなスタイリングを演出するアクセサリーも用意。これらすべて、3年間の保証が付帯する。

 さらに、Meteorのカラーバリエーションに合わせたTシャツやパーソナルアクセサリーなど、ライダーの自己表現を豊かにするためのライディングギアなど、オーナーには嬉しいアイテムもラインナップしている。

●Meteor 350に設定される3つのエディション

●Fireball(ファイヤーボール)

 ファイヤーボールは、鮮やかなレッドとイエローの2色のカラーバリエーションを設定。シングルタンクカラーと、タンクカラーにマッチしたホイールリムライニング、ブラックアウトされたサイクルパーツと機械加工されたフィンで仕上げられエンジンが特徴となっている。価格(消費税込・以下同様)は59万6200円。

●Stellar(ステラー)

 ステラーには、現代的な落ち着いたレッド、ブルー、ブラックの3色のカラーバリエーションを用意。統一されたタンクとボディパーツ、クローム仕上げのハンドルバーとエグゾーストや、リアには快適なバックレストが装備されている。価格は60万8300円。

●Supernova(スーパーノヴァ)

 最上位機種であるSupernovaには、ブルーとブラウンの2色のカラーバリエーションを設定。ブラックとのツートンで統一されたタンクとボディパーツや、削りだしのホイール、プレミアムシート、ウインドスクリーンが装備されている。価格は62万2600円。

※ ※ ※

 アイシャー・モーターズ(Eicher Motors)マネージング・ディレクターのシッダールタ・ラル氏は、新型Meteor 350の日本導入について、次のように述べている。

「Meteor 350は最高に洗練されており、誰でもアクセスしやすい価格帯のイージークルーザーです。

 クラシック・クルーザーのスタイルと現代的な機能の見事な融合を実現しています。私たちは、経験豊富なライダーだけでなく、バイク初心者にも素晴らしいクルージング体験を提供できるモーターサイクルを開発したいと考えていました。Meteor 350はまさにそれを体現したモデルです。

 人間工学に基づいて設計された快適な乗り心地は、長距離のライディングや高速道路でのクルージングに最適であると同時に、市街地での走りも楽しむことができます」

※ ※ ※

 ロイヤルエンフィールド、アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリー氏はMeteor 350の魅力について、次のように語っている。

「ロイヤルエンフィールドは、魅力的で親しみやすく時代を超越したモーターサイクルによって、真のグローバルモーターサイクルブランドとなりつつあります。

 新しいMeteor 350は、アドベンチャーツアラーのHimalayanやINT 650、Continental GT 650での成功を基に企画された、一連の新型モデルのなかの最新作です。

 これは、当社の中核である中間排気量二輪車セグメントにおいて、手頃な価格でレジャーライディングを楽しみたいというニーズの高まりに応えるための戦略の一環です。

 ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋地域の成長ストーリーにおいて、日本はもっとも重要な市場のひとつです。この度、新型Meteor 350を発表しましたが、これは単に新しいモデルを紹介するだけではありません。

 新旧のモーターサイクル愛好家の皆様に、『ライディングの本質』を真に伝えていくという使命を果たすための、もうひとつの大きなマイルストーンなのです。

 このニューモデルは、650ツインの導入によって性能と品質が新たなレベルにステップアップしたロイヤルエンフィールドが、中間排気量レジャーライディング市場にアピールすることを成功した裏付けでもあります。

 120年前に始まったロイヤルエンフィールドの物語に、この度新たにエキサイティングな章を加えられることを、嬉しく思っています」

Gallery【画像】世界最古のモーターサイクルブランドの最新モデル「Meteor 350」とは(12枚)

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