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ブライトリングが「コルベット」「マスタング」「コブラ」をフューチャー 自動車をイメージしたクロノグラフとは

もっともアメリカが輝いていた時代のアイコン的3台

 1960年代はアメリカがもっとも輝いていた時代だといって良いかもしれない。ケネディ大統領の就任に湧き、アポロ計画が実行されて人類が月に送り込まれた。公民権運動が拡大し、映画や音楽にも革新が訪れた。キューバ危機やベトナム戦争の影響があったにも関わらず経済は著しく成長して個人消費が増えたのもこの時期。

 こうした時代にあって、とくに好調だったのがクルマである。新しい魅力を持ったクルマを生み出そうとした各メーカーから魅力的なスポーツカーが発表され、人々を熱狂させたのである。

 同じ頃、スイスの時計メーカーブライトリングから登場したのがトップタイムというモデルだ。若くてアクティブなプロフェッショナルに向けたクロノグラフ(ストップウォッチ付きの腕時計)は、当時もっともモダンで洗練された時計だった。1960年代はブライトリングにとっても特別な時だったのである。

  • ブライトリングが、「コルベット」「マスタング」「コブラ」をフューチャーして製作した「トップタイム クラシックカーズ カプセルコレクション」

●60年代アメリカンスポーツカーの世界観を腕時計に

 今回、ブライトリングから発表された最新モデル、「トップタイム クラシックカーズ カプセル コレクション」は、1960年代のアメリカンスポーツカーをフィーチャーしたモデルだ。

 フォード「マスタング」、シボレー「コルベット」、シェルビー「コブラ」という当時を代表するクルマからインスピレーションを受けてデザインされているだけでなく、初代トップタイムのコンセプトを受け継ぎ、現代的なエッセンスを加えたクロノグラフになっている。光り輝いていた1960年代のアメリカンクラシックカーとブライトリングトップタイムの魅力を伝えるべくして生まれたモデルなのである。

 3つのモデルは、それぞれのスポーツカーをイメージさせるカラーの文字盤を採用し、ストラップはレースをイメージしたカーフスキンレザー。ステンレススチール製のケース背面には、クルマのロゴが刻まれている。アクティブな使い方に対応できるように100mの防水性能を確保しており、パワーリザーブは42時間だ。

「トップタイム・フォード・マスタング」と「トップタイム・シボレー・コルベット」に使用されるケースは42mm。スイス公式クロノメーター認定機関であるCOSC公認クロノメーターであるブライトリングキャリバー25を搭載。自動巻きでストップウォッチを使用した時は、1/8秒単位で計測することが可能。文字盤12時の位置にはクルマのロゴが配置されており、走行時速を計測するタキメーター目盛りと3つのサブダイヤルが1960年代を彷彿させるメカニカルな雰囲気を漂わせている。

「トップタイム・シェルビー・コブラ」は、ひと回り小さい40mmのケースを採用している。他のふたつのモデル同様にCOSC公認クロノメーターだが、こちらで使われているのはブライトリングキャリバー41。ホワイトのサブダイヤルふたつとタキメーターを装備。自動巻きでクロノグラフ(ストップウォッチ)の計測は1/4秒単位。文字盤6時の位置にマシンのロゴが飾られている。細かな仕様が他のふたつのモデルとは異なっているのは、コブラが他の2台と若干違う生い立ちだからだろう。

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 クラシックカーズ・カプセルコレクションとして発表された3つのモデルは、小さな腕時計でありながらクラシックカーに負けない存在感を漂わせ、ストップウォッチや時を刻む秒針の精巧な動きを見ていると遠くから排気音が聞こえてくるような気持ちになる。

 時計ではなく計器を作るというモットーを掲げ、精密な機械式腕時計という伝統を守り続けているブライトリング。流行に媚びずメカニカルな美しさを醸し出すクロノグラフを身に着けてハンドルを握れば、クルマを運転する喜びは更に深くなることだろう。

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