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ノイキャン性能が選びの決め手! 鑑賞スタイルを選ばない高音質ワイヤレスヘッドホンBest3

ヘッドホンは日本の住環境にマッチした音楽再生装置

 おうち時間にじっくり音楽を楽しみたいという人に注目して欲しいのが、高音質のヘッドホンだ。その理由はふたつある。

 ひとつ目は、マンションなどの集合住宅でも周囲に気兼ねすることなく迫力ある大音量を楽しめること。住環境に制約の多い都市部では、スピーカーは宝の持ち腐れとなるケースも少なくないが、ヘッドホンならその性能をフルに引き出してやることができる。

  • 高音質ノイズキャンセリングプロセッサー“QN1”の性能をさらに引き出し、ノイキャン性能を高めたソニー「WH-1000XM4」

 携行しやすいコンパクトサイズで、近年、音質が格段に向上しているイヤホンは、音楽を気軽に楽しむには格好のアイテムだが、低音のパワフルさ、空間の表現力といった面では、やはりヘッドホンに軍配が挙がる。これが今回、ヘッドホンを推すふたつ目の理由だ。

 そんなヘッドホンには、ワイヤレス仕様とワイヤードと呼ばれる有線タイプとがあるが、今回は人気の高いワイヤレス仕様の美点を掘り下げてみたい。

●ノイキャンは家のなかでも有効な機能

 スマホなどの再生機器とBluetoothで接続するだけでも、しっかりとしたサウンドを楽しめる最新のワイヤレスヘッドホン。ケーブルがないためリスニングスタイルを選ばないというのも大きな美点だ。

 そんなワイヤレスヘッドホンに欠かせないのが、ノイズキャンセリング機能(以下、ノイキャン)だ。周囲のノイズをカットするノイキャンは外出先でこそ効果を発揮するものと思われがちだが、家電の作動音や人の生活音などが混じり合う家のなかでも実は有効な機能。気になるノイズを効果的に抑えてくれるので、音楽ソースに収録された音をありのままの高音質で堪能できる。

 ちなみにノイキャンはリスニング時に独特の閉塞感があり、それが苦手だという人も少なくない。しかし最近のワイヤレスヘッドホン、とくに上級モデルは、独自の技術やチューニングを施した高性能なノイキャンを採用。違和感なく高音質を楽しめるようになっている。

 ここからは、高性能なノイキャンを搭載するおすすめ3モデルの特徴をご紹介しよう。

  • タップ1回で完了するイージーセットアップが特徴のApple「AirPods Max」

●オーバーイヤー型ヘッドホンのあり方を再定義

 Apple「AirPods Max」(6万7980円・消費税込、以下同)は、iPodやiPhoneといった再生機器や高音質なワイヤレスイヤホン「AirPods」を長年手がけてきたAppleの技術とノウハウが凝縮されたオーバーイヤー型ヘッドホンだ。

 独自の音響設計と、左右それぞれに搭載された高性能な“H1チップ”により、原音に忠実なサウンド再生を実現。高性能な“アクティブノイズキャンセリング”の搭載とあいまって、いままでにないサウンドを味わわせてくれる。

 また、形状記憶フォームでつくられたイヤークッションは非常にソフトで、耳の周囲に吸着するようにして密閉性を高めてくれるため、高音質がさらに際立つ。

  • ソニー「WH-1000XM4」のドライバーには、40mm口径のダイナミックドライバーを採用

●ワイヤレスヘッドホンでもハイレゾ再生に対応

 ソニー「WH-1000XM4」(オープン価格)は、高音質ノイズキャンセリングプロセッサー“QN1”の性能をさらに引き出すことで、ノイキャン性能を向上させた高性能ヘッドホン。

 音質を左右するドライバーには、40mm口径のダイナミックドライバーを搭載。深みのある低音域、正確な中音域、クリアで透き通った高音域を奏でてくれる。

 AI技術を組み込んだ“DSEE Extreme”の搭載で、あらゆる音源をハイレゾ級のサウンドクオリティへとアップスケーリング。加えて、ソニーが開発・規格化したBluetoothコーデック“LDAC(エルダック)”対応機器と接続すれば、ハイレゾコンテンツの情報を従来比最大約3倍の情報量で伝送でき、細かい音の表現もありのままに楽しめる。

  • “アジャスタブル・ノイズキャンセリング”機能などの効果で臨場感豊かなサウンドを再生するSHURE「AONIC 50」

●ワイヤレスでも有線でも高音質を楽しめる

 SHUREは以前より、プロミュージシャン向けの製品を多数開発。そんな長年におよぶステージやスタジオでの経験から誕生したヘッドホンが「AONIC 50」(3万9820円)だ。

 周囲の雑音を除去する“アジャスタブル・ノイズキャンセリング”機能と独自設計のヘッドホンアンプにより、臨場感豊かなサウンドを再生。メリハリの利いたクリアなサウンドは、SHUREならではのものだ。

 3.5mmのアナログオーディオ入力端子を備えているので、音質劣化の少ないワイヤード仕様でも接続可能。最長20時間駆動するタフネス設計も魅力的。

Gallery【画像】リスニングスタイルを選ばないワイヤレスヘッドホンの注目作を見る(9枚)

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