VAGUE(ヴァーグ)

動画時代が本格到来!? ソニー「αシリーズ」にレンズ交換式Vlog仕様が誕生

撮影イメージに合わせてレンズを変えられる

 Vlogとは、ビデオ(Video)とブログ(Blog)を組み合わせた造語。なにげない毎日の出来事や、仲間や家族と過ごした時間を動画で記録し、YouTubeなどの動画系SNSにアップして残していくというブログの一種だ。

 たとえば、朝起きて朝食をつくり、身だしなみを整えて家を出るまでをひとつの映像に残す“モーニングルーティン”や、仲間と過ごした時間や家族と遊んだときの動画を映画のような映像に仕上げる“シネマティック”などのVlogが、動画系SNSなどで人気を集めている。

  • “電子式手ブレ補正アクティブモード”がブレを確実に軽減し、歩きながらでもなめらかで見やすい映像撮影を可能にした「α VLOGCAM ZV-E10」

 もちろん、SNSで人気の動画とならなくても、日常のシーンを撮りだめた情報量の多い動画を後から振り返ることで、“あの頃”の空気感までも思い出せるようになる。つまり、これまで静止画で残してきた思い出を、動画で残していこうというのが、Vlogの考え方なのだ。

 ソニーの新しいカメラ「α VLOGCAM ZV-E10」は、そうしたVlogに特化したレンズ交換式デジタルカメラ。広角からフィッシュアイ、望遠、マクロまで、撮りたい映像に適したレンズにつけ替えられ、より味のある映像を残せるのが最大の特徴だ。

 撮像素子には、有効約2400万画素、APS-CサイズのCMOSセンサー“Exmor”を搭載。4K解像度での動画撮影に対応するほか、ボタンひとつで撮影モードを切り替え、フルHD解像度でのスローモーション撮影などもおこなえる。また、バリアングルの液晶モニターを活用すれば、自撮りはもちろん高い位置からでの撮影も簡単だ。

 今回、Vlogに特化したレンズ交換式デジタルカメラをリリースした背景を、ソニー広報の中島さんは次のように説明する。

「2020年に発売したVlogに特化したレンズ一体型カメラ『ZV-1』が、大きな反響をいただきました。今回はレンズ交換式にしたことで、64本がラインナップされている当社のEマウントレンズから、撮影イメージに合わせたレンズを選んで装着できます。手軽さはそのままに、映像表現の幅を大きく広げられるのが特徴です」

●歩きながらでもなめらかで見やすい映像を記録

 コンパクトデジカメに匹敵する「α VLOGCAM ZV-E10」の小さなボディは、重さ343gと軽量。組み合わせるレンズにもよるが、レンズキットに付属する「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」を装着した場合、本体とレンズを合わせて約459gとミラーレス一眼としてはかなり軽量に仕上がっている。また、小型軽量設計により、大きな三脚でなくてもカメラを安定させやすく、手持ちによる“歩き撮り”もよりイージーにおこなえる。

 そんな歩き撮りの際に活躍するのが“電子式手ブレ補正アクティブモード”だ。ブレを確実に軽減し、歩きながらでもなめらかで見やすい映像撮影を可能にする。

 また「αシリーズ」ならではの、高速、高精度、高追従なオートフォーカス性能も注目だ。AIを活用した物体認識アルゴリズムにより、色や模様、被写体との距離といった空間情報を高速処理して高精度に認識し、自動追尾しつづけるリアルタイムトラッキングを搭載。また、ファストハイブリッドAFシステムにより、被写体が次々と変わるシーンでも被写体にピントをすばやく移し、人や動物など動く被写体をとらえつづけてくれる。

 静止画とは異なり、動画撮影時では収音性能も気になるものだが、「α VLOGCAM ZV-E10」はその点においても抜かりはない。カメラに向かって語りかけるVlog撮影に適した、前方への指向性が高い3カプセルマイクを採用。集音性の向上だけでなくノイズの低減も実現し、話し手の声をクリアにとらえて高音質に収録する。もちろん、風切り音などを低減する専用のウインドスクリーンを装着すれば、風の強い屋外でも風切り音を低減してクリアな声を録音できる。

 そのほか、スマートフォンでは一般化しつつある、背景をボカして被写体を引き立てて撮影できる背景ぼけ切り換え機能を搭載。ボタンひとつで自撮り時の背景を「ぼけ」または「くっきり」に切り替えられる。

●静止画撮影やWEBカメラとしても活躍

「α VLOGCAM ZV-E10」はVlog向けとはいえ、静止画も高精細に撮影できる。AFセンサーが撮像エリアの約84%をカバーするほか、世界最速0.02秒の高速AFを実現。すばやく動く被写体を瞬時にとらえてくれる。

 また、いまという時代にマッチし、同機はWEBカメラとしても利用可能。PCや対応のスマートフォンとUSB接続すれば、ケーブル1本で簡単に「α VLOGCAM ZV-E10」で撮影した映像でオンライン会議に参加できる。もちろん同じ要領で、YouTubeなどでのライブ配信も楽しめる。

 スマホやコンパクトカメラなど、Vlogを記録できるツールはすでに身近なものとなっている。しかし、レンズを交換することでひと味違うシーンを残せる「α VLOGCAM ZV-E10」なら、より高画質で味のある映像を残せることだろう。

●商品仕様
・レンズマウント:Eマウント
・カメラ有効画素数:約2420万画素
・画像ファイル形式:JPEG、RAW
・動画ファイル形式:MPEG-4 AVC、H.264
・ピクチャーエフェクト:トイカメラ、ポップカラー、ポスタリゼーション、レトロフォト、ソフトハイキー、パートカラー、ハイコントラストモノクロ
・クリエイティブスタイル:スタンダード、ビビッド、ポートレート、風景、夕景、白黒、セピア
・動画記録:4K(3840×2160/30p)、フルHD(1920×1080/60p/30p/24p)
・メモリースロット:メモリースティック デュオ/SDメモリーカード
・液晶モニター:3.0型

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