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約4億円のブガッティ「シロン・ピュアスポーツ」が日本初公開! 漆黒ボディにスカイブルーのお洒落仕様とは

世界限定60台のブガッティが、東京に出現

 東京・南麻布にあるブガッティ東京が、世界限定60台のスーパースポーツであるブガッティ「シロン・ピュアスポーツ」を日本初公開した。

 このシロン・ピュアスポーツは、ブガッティ・シロンの走行性能を高めた限定モデルだ。ベースとなったブガッティ・シロンは、8.0リッターのW型16気筒クワッドターボを搭載したモデルで、0−100km/h加速は2.5秒という速さを誇っている。

  • 輸送の際にも細心の注意が必要だ

●4億円近い車両をどうやって運搬するのか

 そのシロンをベースとしたシロン・ピュアスポーツは、サスペンションジオメトリーの見直しや空力面での改善をおこなうとともに、これまで採用されていた4種のドライブモードに加えて「スポーツ+」モードを追加していることが特徴となっている。

 まずそのドライブモード、スポーツ+だが、これは通常のスポーツモード以上に、サーキット走行をターゲットとしたセッティング。しかも高速コーナーでの理想的なラインでのハイスピードドリフトも可能とのこと。

 そのときのベストな空力バランスを実現するため、フロントバンパーやリアディフューザーは大型化され、さらに1900mmという幅を持つ、固定式のカーボン製リアウイングも装備されている。

 加速面では、0−100km/h加速タイムが2.3秒に短縮されているが、これは単にゼロスタートが速くなった、というだけのものではない。シロン・ピュアスポーツは、中間加速やコーナーからの立ち上がりの加速でもシロンを凌駕しているのだ。そのため、サーキットのラップタイムは、はっきりとシロン・ピュアスポーツの方が速くなっている。

 インテリアは限定車として販売された「ディーヴォ」と同様の、アルカンターラ仕上げとなっている。サーキットでの速さを追求したモデルとはいえ、そこはブガッティ。最高峰のスーパースポーツとしての気配りに抜かりはない。

 今回、ブガッティ東京でお披露目されたシロン・ピュアスポーツは、漆黒のボディに鮮やかなスカイブルーを内外装に配したカラーリングであった。

 現代のブガッティ車両で、ボディを真っ黒に仕上げるのは、基本中の基本の選択だ。それは、わずか4台が製作された「T57 SCアトランティーク」の1台である「ラ・ヴォワチュール・ノワール」をオマージュする意味でも正統派スタイルであり、実際にブガッティもその名を冠したモデルを製作もしている。

 しかし、ただボディを漆黒にするのではなく、グリルに描かれた「16」の文字やブレーキロータをはじめ、内装ではステッチやセンターコンソール、さらにはバックミラーなどにスカイブルーを採用した点が、このシロン・ピュアスポーツのポイントであろう。

 また、今回公開された写真のなかには、シロン・ピュアスポーツがどのような方法で運ばれるのかがわかるものもあった。

 クラシックカーや高級車を空輸や船便で運ぶ際、まずパレットにしっかりと四輪をベルトで固定し、そのパレットをフォークリフトで持ち上げてコンテナ内などに移動させることがある。

 つまり、エンジンを始動することなく走行距離も一切伸びないため、オーナーとしては安心感があるだろう。しかし、シロン・ピュアスポーツは4億円近い車両価格であるだけに、フォークリフトを操作する側としては、緊張を強いられる作業に違いない。

 さて、ブガッティ・シロン・ピュアスポーツの主要諸元は以下のとおりである。

・エンジン:8.0リッターW16気筒+4ターボエンジン
・最大出力:1500hp(6900rpm)
・最大トルク:1600Nm(2000-6000rpm)
・トランスミッション:7速デュアルクラッチ「DSG」
・駆動方式:4WD
・0-100km/h加速:2.3秒
・最高速度:350km/h(リミッター作動)

Gallery【画像】日本初公開された「シロン・ピュアスポーツ」とは(13枚)

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