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使い込むほどに味が出る! 「ライカM10-R」はブラックペイント仕上げの特別なライカ

使い込むほどに“自分だけ”のライカに近づく

 多くのカメラ愛好家は、ライカと聞くと“M型ライカ”を思い浮かべるのではないだろうか? その姿は、ライカファンでなくてもそれと分かるくらい有名なモデルだ。

 そんなM型の初代モデル「ライカM3」が発売されたのは、1954年のこと。レンジファインダーシステムを搭載するフィルムカメラだった。以来、多くの写真愛好家を魅了してきたM型は時とともに進化し、いまではCMOSセンサーを搭載するデジタルカメラもラインナップされている。

  • 使い込むほどに味わいが増す特別仕立ての「ライカM10-R ブラックペイント」

 今回、新たに登場したM型ライカは、特別塗装で仕上げられた「ライカM10-R ブラックペイント」。長く使い込むほどにフチやカドの部分のペイントがはがれ、ボディ素材の真ちゅうが部分的にあらわになっていくのが特徴だ。

 ブラックペイント仕上げは年月を経ると、どのような風合いへと変化していくのか? 同社が参考として提示する、エリオット・アーウィットの使い込まれた「ライカM3」を見るとわかりやすい。もちろん、塗装のはがれ方はユーザーの使い方によって異なるため、愛用しつづけることで“自分だけ”のライカM型が完成する。

●よりクラシカルでシンプルな仕上がり

 ブラックペイント仕上げ以外にも、「ライカM10-R」のディテールには通常モデルとは異なる意匠が散見される。

 まず本体上部のトップカバーには、クラシックな筆記体の“Leica”ロゴがあしらわれ、その手前には“ERNST LEITZ WETZLAR GERMANY”の文字が刻印される。これは、創業者であるエルンスト・ライツの名と、創業の地であり現在の本拠地でもあるドイツ・ウェツラーを示したものだ。

 そのほか、ダイヤルのローレット形状にも違いが。平目ローレットを採用する通常モデルとは異なり、「ライカM10-R」はクラシカルな雰囲気を引き立てる綾目ローレットを採用する。またシャッターボタンの仕上げも、通常のそれとは異なっている。だが、見た目におけるもっとも大きな変更点は、正面に“Leica”の赤いロゴがないことだろう。これにより、正面から見たときの印象が、とてもシンプルなものとなっている。

 いずれのモデルも、手にするだけでクラフツマンシップのすばらしさを感じさせるライカのカメラ。なかには、同社のカメラを美術品のように大事に扱う人もいるが、新しい「ライカM10-R ブラックペイント」は外に持ち出して使ってこそ完成形へと近づいていく。ぜひ使い込んで“自分だけ”のライカを完成させたい。

●製品仕様
・型式:レンジファインダー式デジタルカメラ
・レンズマウント:ライカMバヨネットマウント方式
・カメラ有効画素数:約4089万画素
・メモリースロット:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
・液晶モニター:3.0型
・材質(本体):マグネシウム合金ダイカストのフルメタル、合成皮革の外装
・材質(トップカバーおよびベースプレート):真ちゅう
・本体サイズ:約W139×D38.5×H80mm
・重量:約660g(バッテリー含む)

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