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ポルシェだけの「グランツーリスモSPORT」最速は誰だ? アジア規模のEスポーツコンペティション開催決定

アジアパシフィックエリアにおけるポルシェのEスポーツコンペティション

 ポルシェジャパンは、ポルシェアジアパシフィック、ポルシェコリア、ポルシェ台湾とともに、新しいEスポーツ大会「ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィック」を開催する。

  • 9月19日のRd.2の舞台はサルトサーキット、「919 Hybrid (Porsche Team)'16」で争われるcopyright 2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony

●ポルシェ独自のEスポーツ大会開催の歴史とは

 ポルシェではこれまでも「ポルシェsimレーシングトロフィー」や「ポルシェEスポーツスーパーカップ」など、独自のEスポーツ大会を開催するほか、「ル・マンバーチュアル2020」や「IAA(フランクフルトモーターショー)Eスポーツデイズ2019」などのイベントに、チームを結成して参戦するなど、他の自動車ブランドに先駆けてEスポーツレーシングに取り組んできた歴史を持つ。

 さらにポルシェジャパンでは、ポルシェカレラカップジャパンおよびポルシェスプリントチャレンジジャパンに続く第3のモータースポーツシリーズとして、「ポルシェEスポーツレーシングジャパン」を2019年より主催している。

 そして2021年はアジアパシフィック全域をカバーすべく、ポルシェアジアパシフィック、ポルシェコリア、ポルシェ台湾とポルシェジャパンの4マーケット共同により、ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィックを開催することが決定した。

●ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィックってどんな大会?

 ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィックは、PlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」で争われる。そして5レースをおこなった予選のうち、3レースの結果で有効ポイントを計算し、日本、アジアパシフィック、韓国、台湾の4マーケットからそれぞれ合計ポイント上位5名、計20名が準決勝に進出する流れだ。

 決勝レースは準決勝を勝ち抜いた上位10名で争われ、優勝者には、2021年10月1日にオープンする「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」におけるドライビングレクチャーを含む、最新のポルシェブランド体験と、その週末の滞在費用が賞品として授与されるという。

 予選レースは、ポルシェが史上最多となる19回の総合優勝を記録しているル・マン24時間の舞台、サルトサーキットや富士スピードウェイといった世界耐久選手(WEC)の開催地、バサースト24時間のマウントパノラマ、世界でもっとも名高いクラシックカーイベントが開催されているグッドウッドモーターサーキットなど、世界中の名だたるサーキットで争われることになる。

 同様にレース車両も、ル・マンの歴史に名を残す「919ハイブリッド」と「962C」から1950年代のモータスポーツシーンでの「356A」など、毎戦異なるため、ドライバーたちが勝ち抜くためには、幅広いスキルが求められる。

●ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィック大会概要

・正式名称:ポルシェグランツーリスモカップアジアパシフィック
・オンライン予選の参加方法:グランツーリスモSPORTSのゲーム内で「スポーツモード」を選択し、「Porsche Gran Turismo Cup Asia Pacific 2021」と記載されたイベントに参加する。マニュファクチャラー契約に制限はなく、エントリー締め切りの15分前より受付が開始される。各マーケットから、獲得ポイントにより上位5名が選出される流れとなっている。大会参加の対象年齢は18歳以上だ。

・オンライン予選(開催時間:全日程午後9時および午後10時半開始)

・レース日程/開催サーキット/対象車両モデル

Rd.1:9月5日/富士スピードウェイ/「911 RSR (991)’17」
Rd.2:9月19日/サルトサーキット/「919 Hybrid (Porsche Team)’16」
Rd.3:10月3日/マウントパノラマ/「ケイマン GT4 Clubsport’16」
Rd.4:10月10日/グッドウッドモーターサーキット/「356A」「1500GS Carrera Speedster‘56」
Rd.5:10月31日(日) スパフランコルシャン/「962C’88」

決勝:12月中旬

Gallery 【画像】ポルシェが開催するアジア規模のEスポーツコンペティション
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