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令和と昭和の新旧「カウンタック」が夢の競演! モントレーはさながらカウンタック祭り

モントレーで新旧「カウンタック」の競演

 アメリカ合衆国カリフォルニア州モントレー半島を舞台に、毎年8月の恒例行事となった「モントレー・カー・ウィーク」では、ラグナ・セカ・サーキットでおこなわれるレースイベント「ロレックス・モータースポーツ・リユニオン」や、モントレーやカーメル・バイ・ザ・シー、あるいはパシフィックグローヴなど半島内の街中でも、クラシックカー愛好家たちによる大小のミーティング、あるいは名門オークショネアたちによる、大規模オークションの数々がおこなわれる。

 しかし忘れてはならないのは、モントレー・カー・ウィークでも中核をなすイベントとして開催されるふたつのクラシックカー・コンクールだ。

 それは、近年ではスーパーカーやプレミアムカーのワールドプレミアの場としても知られる「ザ・クエイル・モータースポーツギャザリング」および「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」である。

 新型コロナ禍によって1年順延、2年ぶりの開催となった2021年は、ザ・クエイルとペブルビーチの双方で、いま全世界をセンセーションに巻き込んでいるランボルギーニ「カウンタックLPI800-4」が、堂々の世界初公開。

 コンクールに参戦した数々のクラシックモデルたちと合わせて、今年のモントレーはまさしく「カウンタック祭り」の様相を呈していたというのだ。

  • アンヴェールされた「カウンタックLPI800-4」

●ランボルギーニ首脳陣によって、華やかにアンヴェール

 近年の「モントレー・カー・ウィーク」で、老舗「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」に次ぐ人気を集めているのが、かのペニンシュラ・グループ(正式名称はThe Hongkong and Shanghai Hotels, Limited)がカーメル近郊に展開している大型ゴルフリゾート「クエイルロッジ&ゴルフクラブ」において開催されるコンクール・デレガンス、「ザ・クエイル・モータースポーツギャザリング」である。

 2021年は8月13日に開かれたのだが、並みいるクラシックカー以上に話題を呼んだのは、ランボルギーニのニューカマー「カウンタックLPI800-4」が、このイベントをワールドプレミアの舞台として選んだことだった。

 コンクール当日の朝、芝生と林で構成された美しいコンクール会場に設営された純白の特設ブースには、ヴェールをかぶせられた状態から往年のオリジナル・カウンタックを思わせるプロポーションが透けて見えるLPI800-4が、今年春に発表されたばかりの「エッセンツァSCV12」や「アヴェンタドールLP780-4ウルティメ・ロードスター」、「ウラカンSTO」とともに展示。

 そして、アウトモビリ・ランボルギーニ社のステファン・ヴィンケルマン会長に見守られながら、同社のチェントロスティーレ(デザインセンター)を率いるミィティア・ボルケルト氏も加わって、カウンタックLPI800-4のアンヴェールが華やかにおこなわれた。

 この日、プレゼンターのひとりとしてアンヴェールを担当したボルケルト氏は、今回のワールドプレミアに際して、以下のようにコメントしている。

「元祖であるオリジナル・カウンタックは、私たちにインスピレーションを与えるモチーフとして、ここ数年チェントロスティーレに置かれてきました。

 そのカウンタックを見るたびに、私は鳥肌が立つような気がしています。そして、私とデザインチーム全体が、ファンタジー的かつ未来的な方法で、これから創造すべきすべてのランボルギーニをデザインするための、パーフェクトなメモラビリアとしても役に立ったのです。これは私たちのDNAにとって必要不可欠なパートであり、本質ともいえるでしょう。

 最初のカウンタックは、ほかのいかなるクルマにも似ておらず、ランボルギーニ・デザインのDNAを形成してきました。そして復活を遂げた新生カウンタックは、これまで継承されてきた型破りでエッジの効いたキャラクターを、こんどは未来へと翻訳するものなのです」

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Gallery【画像】モントレーに集まった新旧「カウンタック」を堪能する(27枚)

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