VAGUE(ヴァーグ)

ファミリーキャンプの達人が、カヤックやパックラフトではなく「SUP」にたどり着いた理由

SUPを楽しむのに最高の場所は?

 SUPは海、川、湖など、基本的には水があればどこでもできます。でも、すべてのシーンでやってみて思ったのは、「水がきれいな湖が最高」ということです。海は基本的には波のない入り江がおすすめですが、それでも風が強いと波にあおられてすぐに落水してしまいます。

  • SUPを楽しむなら、「水がきれいな湖が最高」

●初心者はきれいな湖で満喫すべし

 また潮の流れがわからないと流される危険もあるので、初心者にはおすすめできません。塩水なので、道具のメンテナンスにも気を使います。川は流れに身を任せていれば勝手に進んでいくので海よりは簡単ですが、地形をしっかり理解しておかないと事故にも繋がります。

 また、スタートとゴールの位置にどうしてもズレが出てしまうので、個人でやるよりはツアーに参加したほうが有意義に楽しむことができます。その点、湖は流れがありません。強風でない限り水面は穏やかですし、初心者でも安心してクルージングを楽しめます。湖もいろいろありますが、ジェットスキーなどが入れない場所のほうが水質はよく、嫌な臭いもしません。関東近郊だと、本栖湖(山梨県)や青木湖(長野県)、四万湖(群馬県)がSUPスポットとして人気です。

 どれも水質が抜群にきれいなので、ぜひ一度足を運んでみてほしいです。なお、SUPをやる場合は事前にSUPの乗り入れが可能かどうか、下調べをしておくといいでしょう。「エリア名 SUP」で検索すると、観光協会などの公式サイトでマリンレジャーのルールなどが載っています。どこでやっても法律違反にはなりませんが、地方自治体や漁業組合などで独自のルールが決められている場合が多いので、やる場所についてはしっかりとリサーチをしておくことが大切です。

●大満足のSUPだけど、弱点がひとつだけ

 SUPは誰でもすぐに楽しめるのが最大の魅力ではありますが、弱点をあげるとすれば楽しめる期間が短いということ。カヤックやパックラフトは防寒対策をしておけば春先から晩秋まで楽しめますが、落水の可能性が高いSUPはそうもいきません。ウェットスーツを着ておけば話は別ですが、どうしても水温が暖かい7月から9月がメインシーズンとなります。

 ともあれ、SUPを始めてから我が家の夏キャンプはスタイルが大きく変わりました。キャンプはあくまでも手段で、目的はきれいな水質でSUPをすること。大自然のなか、水面ギリギリをスーッと進んでいくSUPはとにかく漕いでいて気持ちがいいし、アドベンチャー気分も存分に味わえます。夏のレジャーをもっと充実させたい、家族でウォータースポーツを楽しみたい、そう考えている人にとってSUPは最高の相棒といえるでしょう。

GallerySUP遊びの魅力を【画像】で紹介

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