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フォード「GT」に伝説のカラーリングが蘇る! ヘリテージ・エディションの歴史を振り返る

フォード「GT」の初期シャシナンバーのカラーリングが蘇る

 クルマの大量生産方式を生み出し、大メーカーに成長したフォードが、王者フェラーリを倒し、ル・マン24時間レースで勝利するために開発したレーシングカーが「フォードGT」である。

  • 2台の新旧フォードGTを並べてみると、カラーリングだけでなく随所にデザイン上の繋がりが感じられる

●現代版「GT」で蘇る往年のカラーリング

 1964年のニューヨーク国際モーターショーで公開された、シャシナンバーGT/101のプロトタイプのほか、GT/105まで計5台製作されたこのモデルは、GT/101とGT/102がクラッシュテストに供され、GT/103とGT/104は1965年のデイトナで優勝と3位を獲得。

 現在このGT/103とGT/104は、リペイントされたのち、コロラド州ボルダーにある、シェビー・ミュージアムで展示されている。そしてシャシナンバーGT/105はオリジナルペイントのまま、フォードが保管している。

 そんなフォードGT’64プロトタイプを記念したヘリテージ・エディションが、モントレー・カー・ウィークで公開された。

 これまでフォードは、数種類のヘリテージエディションを製造してきた経緯がある。まず2006年にフォード「GT」をベースに、1968年と1969年にル・マン24時間レースを連覇したことを記念した「フォードGTガルフ・カラーリング・ヘリテージ・エディション」を343台製造。

 続いて2017年には2代目フォード「GT」をベースに、1966年にル・マン24時間レースでブルース・マクラーレンとクリス・アモンドローブがドライブした、「GT40 MkII No.2」を讚える「フォードGT’66ヘリテージ・エディション」を27台製造している。

 さらに2018年に、1967年にル・マン24時間レースで優勝した「GT40 MkIV No.1」を讚える「フォードGT’67ヘリテージ・エディション」を39台製造。

 2019年には、1968年のル・マン24時間レースで優勝した「GT40 MkI No.9」を讚える「フォードGT’68ガルフ・カラーリング・ヘリテージ・エディション」を50台製造している。

 そして、2020年に50台のみ製造されたのは、1969年にル・マン24時間レースで優勝したGT40 MkI No.6を記念した「フォードGT’69ガルフ・カラーリング・ヘリテージ・エディション」だ。2021年に公開され、現在も生産されているのが、フォードGT MkII No.98に敬意を表してつくられた「フォードGT’66デイトナ・ヘリテージ・エディション」である。

Nextプロトタイプを完コピした最新フォード「GT」
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