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キーワードは消費者の安全な移動手段としての自家用車需要

 ステランティスは2021年8月6日、同社が擁するプジョー、ジープ、シトロエン、フィアット、アバルト、アルファ ロメオ、DSオートモビルの7ブランドの、2021年7月の合計販売台数が7月として過去最高を記録したと発表した。これは対前年比28%プラスの成長となっており、純輸入車市場の伸び率(14%)を大きく上回る結果であるという。

  • ステランティスブランドのラインナップ

 好調を支えた要因は、オリンピック開催期間中とコロナ禍の夏季休暇が重なり、消費者の安全な移動手段としての自家用車需要が引き続き強かったことにあるようだ。とくにステランティスの個性豊かなブランドは若い世代から支持され、販売を押し上げる結果となった。

●ステランティスの2021年7月のトピック

・プジョーは引き続き「208」、「2008」、「3008」の新世代デザインモデルが好調。「508」は、ハイブリッドモデルの追加とOriginal LoveとのコラボレーションによるTVCMの効果により注目が集まった。すべての電動化モデルが想定よりも良い売れ行きを見せている。

・ジープは供給遅延の影響が若干出るも、その間もマイナーチェンジされた「コンパス」がディーラーへの来客数増加に貢献し、受注は順調に増加した。

・シトロエンでは、「ベルランゴ」の人気によりシトロエンブランドへの認知度が向上し、他モデルにも好影響を与える結果に。

・フィアット・アバルトディーラーでは2020年来、改装/移転が急ピッチで進められており、第2四半期には滋賀と徳島のふたつの開発準備室を含めて8店舗をオープン。現時点で、全72拠点中53拠点が改装を完了し、広々としたモダンな新CIでカスタマーを迎えている。これにより、新規および既存顧客、両方の来客数が伸びる結果となった。

・アバルトは「595」モデルの人気により、対前年比+17%増を記録。

・アルファ ロメオは、刷新された「ジュリア」と「ステルヴィオ」、そして2021年が最終年となる「ジュリエッタ」のいずれも好調を維持している。

・DSオートモビルはブランド認知度が上がりつつあり、「DS7 CROSSBACK E-TENSE 4×4」の登場が牽引力となって、内燃機関版の「DS7 CROSSBACK」も含めた全体の販売が上昇している。

※ ※ ※

 日本においてステランティスを率いるポンタス・へグストロム氏は、7月の好業績について次のようにコメントしている。

「この7月、ステランティスの日本におけるふたつの子会社は、昨年対比でプラス28%と、純輸入車市場の2倍の伸張を記録しました。プジョーとシトロエンは7月の過去最高記録を更新し、アルファ ロメオは昨年の3倍の台数を売り上げました。

 ステランティスの7ブランドの年初からの累計合計販売台数は前年比42%の増加で、市場の2倍以上の伸びを見せ、ステランティスはもっとも成長率の高いグループとなりました。

 ステランティスの2子会社を統括する最初の月に、幸先の良い船出ができたことを喜んでいます」

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