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スポーツやライブの熱狂を再現! ゼンハイザーが新たに挑んだサウンドバーの実力とは

全部で13基のスピーカーを搭載

 先ごろゼンハイザーが日本市場へ投入した「AMBEO Soundbar」は、1台で5.1.4ch再生を実現するハイエンドなサウンドバーだ。

 コロナ禍の影響でスポーツやフェスといったイベントが軒並みキャンセルとなり、全身で生音を浴びられる機会が減っている。そうしたこともあってか、自宅のテレビを高精細化、大画面化したいというニーズが沸騰中。「AMBEO Soundbar」はまさに、そんな高精細&大画面テレビにぴったりのアイテムで、立体音響技術を備えた大型スピーカーがスポーツやライブイベントの熱狂を再現する。

  • ゼンハイザーが初めて手がけたサウンドバー「AMBEO Soundbar」が待望の上陸

「ゼンハイザーは、ヘッドホンやマイクなどを手がけ、日本でも高い知名度を誇るドイツの名門です。そんな同ブランドが、欧州最大の研究機関であるフラウンホーファーと共同開発した秘蔵の立体音響技術“AMBEO”をはじめて搭載したのが、この『AMBEO Soundbar』なのです」

 と語るのは、オーディオ・ビジュアルライターの折原一也さん。そのうえで、折原さんが「『AMBEO Soundbar』はサウンドバーの真のハイエンドモデル」と高く評価する理由のひとつが、そのスピーカー搭載数にある。本体正面の中央にセンタースピーカーが備わり、その両脇にウーファーを3基ずつ(計6基)、さらに両端と側面にはツイーターを1基ずつ(計4基)配置。加えて、本体天面の左右にもトップファイリングスピーカーを1基ずつ搭載(計2基)するなど、すべて合わせたスピーカー数は実に13基にもなる。

●最新の立体音響フォーマットに対応

 ゼンハイザーが「音が室内を駆け巡る、新次元の3Dサウンド環境を提供する」とうたい、折原さんが「大柄なワンボディの筐体で、完全な3D空間をつくり上げるスタジオ品質の性能の高さが魅力」と評価するように、「AMBEO Soundbar」は1台で5.1.4chを実現する世界初のサウンドバーでもある。

 この豪華なサウンドバーの性能をフルに活かせるのは、Dolby AtmosやDTS:X、MPEG-H、360 Reality Audio(360 Reality Audioは現状nugs.netのみに対応)といった立体音響フォーマットに対応したコンテンツ。とくにDolby Atmosは、アマゾンプライムビデオやネットフリックスの一部コンテンツが対応するなど、普及が進んでいる注目の規格だ。

 サラウンドといえば、ひと昔前まではリスナーの左右前後の音を指すのが一般的だった。それがDolby Atmosなどの最新規格では、高さ方向のサラウンドもカバーする。たとえば映画『スター・ウォーズ』のオープニングで、いままでは敵の戦闘艦がリスナーの右脇を通り過ぎていたものが、最新のサラウンドでは映像と同じく、頭上を通り過ぎていく様子を再現できるのである。

 もちろん「AMBEO Soundbar」は、最新の立体音響フォーマットに対応していないコンテンツもしっかりとサポート。ステレオや5.1chサウンドなどのコンテンツも3Dの立体音響にアップミックスしてくれる。

 立体サウンドを実現するには、購入後に付属のマイクを使ってルームキャリブレーションをおこなう。これにより、音の反射に重要な壁との距離や、音を吸収してしまうカーテンなどの位置、そのほかの家具の場所などを測定。設置空間の全体図を把握し、最適な立体音響空間をつくり出す。使う部屋の空間に合わせて、本機が最適なカスタマイズしてくれるというわけだ。

●3Dサウンドの普及などが日本導入を促進

 ヘッドホンやイヤホンの世界で絶大な支持を獲得しているゼンハイザーだが、それ以外のアイテムの存在感はこれまで希薄だった。この「AMBEO Soundbar」は以前から海外の一部市場では販売されていたものの、今回、なぜ日本市場への導入が実現したのだろうか? ゼンハイザージャパンのコンシューマー部門でセールス&マーケティングディレクターを務める榊山大蔵さんは、その理由を次のように語ってくれた。

「日本国内でも多くのお問合せをいただいていたこと、また、国内での3Dサウンドの普及や製品ポートフォリオの拡大という観点から、日本市場へも本格的に導入を開始しました。自宅でも外出先でも、ゼンハイザーの高い音質で皆さまのライフスタイルをより豊かにしていくことができればと考えています」

 ゼンハイザーが満を持して日本市場に導入した「AMBEO Soundbar」は、折原さんいわく「他社の民生用サウンドバーに類似する製品はない」というほどのハイエンドモデルだ。音の迫力や臨場感を高めるためには、たしかにテレビの高画質化や大画面化も効果的だが、いま主流の薄型テレビではどうしてもサウンド面に限界があるのは否めない。だからこそ、「AMBEO Soundbar」をテレビの前にセットアップすることで、ライブやスポーツ、映画などへの没入感が、別次元にアップグレードされるだろう。

●商品仕様
・価格:35万7500円前後(消費税込み)
・本体サイズ:約W126.5×D17.1×H13.5cm
・質量:約18.5kg
・入力:HDMI×3、光デジタル、AUX
・出力:HDMI2.1、サブウーファープリアウト(モノRCA)
・対応通信規格:Bluetooth 4.2、Wi-Fi

Gallery極上の音空間を生む「AMBEO Soundbar」の詳細を【写真】でチェック(7枚)

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