VAGUE(ヴァーグ)

究極のドライバーズ・カー

 インディカーのドライバーとして知られるJ.R.ヒルデブランド氏が、マクラーレンのアルティメットシリーズ最新モデル、「Elva(エルヴァ)」に試乗。そのスリルと爽快感を体験した。

  • マクラーレン「エルヴァ」

●マクラーレン「エルヴァ」とは

 自然とのピュアな一体感やその楽しさを味わえるよう設計されたエルヴァは、マクラーレンのラインナップのなかでもっとも軽量で、もっともドライバーにフォーカスしたモデルである。最高出力815psのツインターボV8エンジンを搭載し、強烈な加速力とハンドリングを意のままに引き出せる究極のドライバーズカーである。

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 J.R.ヒルデブランド氏は、エルヴァをドライブして、その印象を次のように語った。

「エルヴァは、マクラーレン・アルティメットシリーズの最新マシンで、ハイパーカーのパフォーマンスを備えると同時に、使い方がひときわ特殊なモデルです。『セナ』や『セナGTR』が究極のサーキットウェポンなら、エルヴァはお気に入りのルートで究極のドライビングを楽しみ、周囲の環境に完全に身を預けるようなモデルです。

 海岸沿いでは潮風を感じ、ロデオ・ドライブに立ち寄ったらパパラッチのフラッシュを浴びるといった具合に、万人向けではないし、どんなシチュエーションにも合うとはいえないかもしれません。最大限の快適さや使い勝手をお望みなら、コンバーチブル・ルーフがあり、ラゲッジスペースも広いモデルが良いでしょう。

 でもエルヴァは、そんなクルマではないのです。ドライブに出掛け、抱えているどんな心配事からも解放され、ただただステアリングを握る。そして、紛れもないこの自分が、今この瞬間に、このエルヴァを操っているのだと実感できる究極のマシンなのです。

 あり得ないほど俊敏で軽く、クルマとそれを取り巻く環境との境界が分からなくなるほどです。トンネル内でエンジンを9000rpmまで回し、ブレーキを踏み込んでバンッ! とシフトダウンする。その瞬間にエルヴァが放つ、あの弾けるようなサウンドときたら……。

 路面と一体になるような感覚は最高にピュアで、ステアリングからの感触はもちろん、嗅覚から味覚まで、あらゆる感覚が研ぎ澄まされ、刺激されます。A地点からB地点への旅、ぶらりと出掛け、すべてを忘れてドライビングを楽しむのに、これほど驚異的なマシンはありません。

 エルヴァを走らせるのはどんな感じかって? それは、まさに究極のドライバーズ・カー、そのひとことに尽きますね」

●エルヴァのラインナップとは

 エルヴァは、J.R.氏がドライブしたウインドスクリーンバージョンと、革新的なアクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)を備えるバージョンから選択可能。149台のみの限定生産となる。

 さらに、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)によるカスタマイズの可能性はほぼ無限。1台1台が唯一無二の存在となるが、忘れがたいドライビング・エクスペリエンスが提供される点は共通の特徴となっている。

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