VAGUE(ヴァーグ)

進化し続けた「アヴェンタドール」の10年の集大成「ウルティメ」

 ランボルギーニの自然吸気V型12気筒エンジンを搭載した最後のモデル「アヴェンタドールLP780-4 Ultimae(ウルティメ)」のジャパンプレミアが、東京六本木にあるTHE LOUNGE TOKYOで開催された。

 アウトモビリ・ランボルギーニ ヘッド オブ ジャパンであるダビデ・スフレコラ氏は、発表会場で次のように挨拶を述べた。

「ランボルギーニの記念すべきV12モデル最後のアヴェンタドールを皆さまにお披露目できることを大変嬉しく思っています。ウルティメは、ピュアで時代を超越する純粋主義的デザインとして創り出され、同時にアイコンに相応しいV12エンジンの最高性能バージョンを搭載しています。

 V12自然吸気エンジンは急速にEV化が進む世界でもその独自性を発揮しています。60度V12エンジンのサウンドは、完璧なハーモニーを生み出し、歳月を経るほどに音がよくなるヴァイオリンの名器のように、時間をかけてサウンドも進化します。まさに我を忘れるサウンドです。ウルティメはその完璧な美しさで、驚くべき成功を収めたアヴェンタドールシリーズの有終の美を飾ることでしょう」

  • 2021年7月29日、五輪が開催中の都内でジャパンプレミアした「アヴェンタドールLP780-4ウルティメ」

 アヴェンタドールの実車を初めて目にしたのは、2011年4月末のウェスティン エクセルシオール ローマのエントラントに飾られたオレンジ色の「LP700-4」だった。ローマで開催された国際試乗会の宿泊ホテルに到着した際に出迎えてくれたのが、発表間もないアヴェンタドールであったというわけだ。

 あの鮮烈なファーストコンタクトから10年、ついにアヴェンタドールのフィナーレを飾るウルティメが登場した。

●常に進化し続けたアヴェンタドール

 2011年の試乗会では一般道での試乗はなく、ヴァレルンガサーキットでのトラックセッションのみであったが、その時の印象もまた鮮烈で、いまなおLP700-4の感触を思い出すことができるほどだ。

 ブリーフィングでは、ステファン・ヴィンケルマンCEOが、「10年のモデルライフを第一線のスーパーカーとして耐えうるために、2世代分の飛躍的な技術革新を施した」といった内容の説明をしたが、その言葉どおり、アヴェンタドールは最後まで第一線でライバルと互角に戦えるだけのスーパーカーであり続けた。

 幸運にもLP700-4以降、2015年の「LP750-4 SV」、2017年の「S」とアヴェンタドールに大きな変革がもたらされた際におこなわれた国際試乗会に参加し、サーキットで存分にその性能を堪能させてもらったが、その度にアヴェンタドールが劇的に進化したことを確認させてもらった(残念ながら「SVJ」だけは経験していない)。

Next台数の少ない「ウルティメ」は、将来コレクターズアイテムになる
Gallery【画像】最後のアヴェンタドールが六本木に降臨(23枚)

page

RECOMMEND