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シューティングブレークが欲しければ、迷わず新型しかない

 そんなアルテオンのマイナーチェンジだが、最大のトピックは、「シューティングブレーク」が追加発売となったことだ。ワゴンの機能性とスポーツカーのようなイメージを合わせ持つこのシューティングブレークは、ボディサイズはファストバックと同じだが、ラゲッジスペースの容量が増大されている。ラゲッジスペースの容量は、ファストバックが563-1557Lなのに対して、シューティングブレークは565-1632Lとなっている。たとえばキャンプや釣りにいくときの足として考えるのなら、シューティングブレークがおすすめだ。

  • VW「アルテオン」の従来モデル

●MC前をユーズドで購入するという選択

 さて、そんな新型アルテオンだが、はたしてこのクルマは買いなのだろうか。というのも、同じグランドツーリングで考えた場合、今回のマイナーチェンジを受ける前の、前期型アルテオンをユーズドで購入するのも賢い選択ではないだろうか。

 もちろん、最新の運転支援システムや、インフォテインメントシステムの恩恵を受けたいのなら、新型アルテオンを買ったほうがいい。いまは自動運転に向けての過渡期で、新型車の運転支援システムやインフォテインメントシステムは、日進月歩で進化を続けている。その点を重視するのなら、旧型と迷う必要なく、新型を買ったほうがいい。

 さらにいうと、荷物を多く積めるシューティングブレークの便利さを味わいたいのなら、新型アルテオン・シューティングブレークを買うという選択しかない。外から積載物が見えないという、独立したトランクルームの優位さもわかるが、高さのある荷物を倒さずに積めるというのは、アウトドア活動を楽しみたい人にとっては、大いなる優位性だ。

 しかし、ファストバックボディのアルテオンに乗りたいという場合には、旧型になってしまったとはいえ、マイナーチェンジ前のモデルを買うというのもありだ。他のクルマと比べた場合、運転支援システムやインフォテインメントシステムが明らかに劣っているというわけではなく、現役として十分に使えるレベルにある。

 それでいて、アルテオンの中古車価格は、現在ベーシックグレードのRラインで、諸費用込み400万円から。エレガンスも500万円くらいと、かなりお買い得となっている。新型の価格と比べた場合でも、100万から150万円ほど安く買うことができるのだ。

 この差を、どのようにとらえるのかが問題で、もともと粗雑に使うオーナーが少ないクルマだけに、中古車といっても、ボディが小傷だらけだったり、インテリアが汚れているといったような、極端に程度が悪い個体は少ない。

 また、そもそもアルテオンは、「ゴルフ」のようによく見かけるというクルマではないので、旧型になったからといって引け目を感じるということもないはず。新型を買ったつもりでマイナーチェンジ前モデルを買い、浮いた予算を別に回せば、いろいろ幸せかもしれない。

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