VAGUE(ヴァーグ)

いま注目のウェイクサーフィンするならノリノリな革命的ボート「センチュリオン」がオススメ!

「ウェイクサーフィン」を楽しむすべてが揃う

 ボートにも人気の傾向やトレンドがある。2021年現在は、アウトドア・アクティビティとしてボートシーン(ボーティング)に注目が集まっている。

 今回VAGUEでは、最新のボートやヨットが一堂に集まる「第60回ジャパンインターナショナルボートショー2021」(於:横浜ベイサイドマリーナ)を訪問。2021年のトレンド感を意識しながら、日本のマリンレジャーシーンにもピッタリな最新ボートをピックアップしてみた。

●CENTURION Ri245

  • ウェイクボ―ドと違ってボートにけん引されるものでもないため、体力に自信のない人でも波乗りの楽しさを安全に享受できるのが魅力の「ウェイクサーフィン」

 ところで「ウェイクサーフィン」をご存じだろうか? ボートにトーイング(けん引)されながら楽しむウェイクボードと違い、ボートが生み出した波に乗ってサーフィンを楽しむ新たなウォータースポーツだ。

 人気の秘密は、波を捉えて上手に乗ることができれば長く波に乗っていられること。加えて、ポイントまでパドルする必要もない上に、これまでのウェイクボ―ドと違ってボートにけん引されるものでもないため、体力に自信のない人でも波乗りの楽しさを安全に享受できるのが魅力となっている。

 そのウェイクサーフィン用のボートを世界に先駆けて開発したメーカーが米国のセンチュリオンだ。特徴はなんといっても圧倒的な波を生み出す独自開発のサーフシステム。サーフィンが楽しめるだけのパワーとサイズ感ある曳波を起こすためには、ボートのパワーはもちろんだが、船体の形状の工夫やぐっと船を沈ませる重さも必要。

 センチュリオンのボートは、船体を重くするために最小クラスでも2トンもの水が取り込めるバラストシステムや、水流を変化させ波の形状を変えるサーフフラップを装備。デジタル制御でさまざまな形状の波を作り出すことができるのだ。

 もちろんウェイクサーフィンの機能だけでなく、デザインや仕様も超クール。コックピットには液晶モニターを備えすべてを管理でき、リアビューもモニターで確認できる。バウやデッキにはレイアウトの自由度が高いクッションがラウンジのように備わり、あらゆるところにスピーカーが内蔵されている。仲間とともに気分をアゲてサーフタイムが楽しめる、華やかなムード満点のボートである。

 今回の注目したのは、2021年の最新モデル「Ri245」(と同型小型の「Ri237」)だ。波を作りだすことはもちろんだが乗り心地の良さも向上させた「Opti-V」という、より多くの水を押しのける最新設計の船体を持つ。これまで以上に快適で爽快なクルージングもOKなボートに進化している。

 Ri245は、24.6フィート(7.47m。名称は245だが24.6ft)、最大16人乗りの代表的なモデル。約2.5トンもの水が取り込め、パワフルで安定した波を生み出すことからウェイクサーフィン世界選手権の公式艇ともなっている実力派だ。

 一方ホワイトのカラーが美しいCENTURION Ri237は、基本的にRi245と同じながらひと回り小さい23.7フィート(約7.18m)のモデルで同じく最大16人乗り。こちらもバラスト量は2.3トンを誇る。

 展示艇はマリンウェアブランド「MUTA MARINE」とのコラボモデルでよりエレガントな雰囲気に仕上げられたものだ。

 カラーリングも含めアソビ心も随所にちりばめられた、水上でも目立つこと間違いなしの最新ボートだ。

●CENTURION Ri245主要諸元
・全長:7.47m
・全幅:約2.59m
・乾燥重量:2585kg
・搭載人数 最大16名
・エンジン:GM製PCMエンジン(V8/6.0L/409HP)
・参考価格:2428万2500円(消費税込/船体エンジンセット価格+サーフパッケージ)
・センチュリオンジャパン centurionboats.jp

Gallery 【画像】いま流行のウェイクサーフィンに特化したボート「センチュリオン」とは(15枚)
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