J・Fケネディ元大統領やフランク・シナトラが愛した「クリスクラフト」 優雅なセレブ御用達ボートの使い方は無限大

コロナ禍の影響もあってキャンプやゴルフなどアウトドアのアクティビティが人気だ。そんななかで注目を集めているのがボート(ボーティング)。「ジャパンインターナショナルボートショー2021」で見つけた、いま注目の最新艇を紹介しよう。

フィッシングもクルーズもより優雅に。ラグジュアリーなセンターコンソールに注目

 ボートにも人気の傾向やトレンドがある。かつてはクルーザーといえば、「ビルフィッシャー」(外洋に出てカジキを狙う、洋上ステイも可能なボート)が主流だったが、近年は、クルージングやマリーナステイがより優雅に楽しめるよう豪華な装備を奢った「サロンクルーザー」が人気だ。また、映画に出てきそうな先鋭的なデザインのボートがトレンドとなる一方で、タグボートや欧米の漁船のようなクラシカルなデザインを持った「トローラー」と呼ばれるボートにも注目が集まっている。小型のフィッシングボートやトーイングボートといった機能性重視のボートでさえ、ゆとりある空間や優雅に過ごすための工夫や装備を持つボートが登場しているのだ。

 今回VAGUEでは、最新のボートやヨットが一堂に集まる「第60回ジャパンインターナショナルボートショー2021」(於:横浜ベイサイドマリーナ)を訪問。2021年のトレンド感を意識しながら、日本のマリンレジャーシーンにもピッタリな最新ボートをピックアップしてみた。

●Chris Craft CATALINA 27

クリスクラフトは145年以上の歴史を誇るアメリカの老舗ボートボルダーで、マホガニー材を使った頑強なウッドボードを作ることで知られ、その優美な姿、性能から数多くのセレブリティに愛用されてきた

 クリスクラフトは145年以上の歴史を誇るアメリカの老舗ボートボルダーだ。マホガニー材を使った頑強なウッドボードを作ることで知られ、その優美な姿、性能からJ・Fケネディ元大統領、フランク・シナトラなど数多くのセレブリティに愛用されてきた。

 現在もクラシカルな雰囲気とモダンな装備を備えたエレガントなランナバウトが代名詞的存在となっているが、開発に余念はなく、時代に応じた高い走行性能を持つ。アメリカをはじめとする各国や専門誌のアワードを数々受賞しているほか、日本国内においてもランナバウトの「Capri 21」が、日本ボート・オブ・ザ・イヤーのグランプリを受賞するなど高い実績を誇る。

 爽快にオープンエアクルーズを楽しむランナバウト艇が有名だが、クリスクラフトで注目したいモデルが、センターコンソールのモデル「CATALINA 27」だ。センターコンソールとはその名のとおり、船体のほぼ中央に運転席を持つモデルで、フィッシングボートにこのスタイルが多い。このモデルもちろんフィッシングにも向いているが、そこはラグジュアリーな装備で知られるクリスクラフト。釣りの実用一辺倒のセンターコンソール艇とは違い、豪華な雰囲が漂う。

 バウ(船主)やアフト(船尾)のデッキは家族や仲間と寛げるような作りとなっているほか、クッションなど内装をはじめ、ハンドルをはじめとするパーツひとつひとつとっても、美しい作り込みが所有欲をそそる。オープンエアの船体にはハードトップと電動のサンシェードも装備。

 船体は剛性感に富み、走破性も高い。27フィート(約8メートル)というサイズは、沿岸域でフィッシングを楽しんだり、数人の仲間とクルーズを満喫するにも十分ゆとりあるサイズ。キャビネット付きのシンクスペースやトイレをしっかり装備できるほか、いけすやロッドホルダーなどなどボートフィッシングの艤装も豊富だ。

 大物を狙いに洋上に繰り出すのにも、家族や仲間とクルージングやマリーナステイを楽しむのもうってつけ。トレンドに左右されないスタイルと美しさは格別。長く付き合えるボートだ。

●Chris Craft「CATALINA 27」主要諸元
・全長:8.08m
・全幅:2.64m
・乾燥重量:3107kg
・搭載人数 最大12名
・エンジン:船外機×2
・問:クリスクラフトジャパン www.chriscraft-japan.com

Gallery:【画像】ケネディ元大統領をはじめとするセレブリティに愛されてきた「クリスクラフト」とは(14枚)