ポルシェとエメ レオン ドレのコラボ第2弾はキャンパー仕様!? 家族と過ごしたバカンスの香り

ライフスタイル・スポーツ・アパレルブランドのエメ レオン ドレが、ポルシェとコラボレーションした。家族の思い出が詰まった「911」とは。

エメ レオン ドレのファミリールーツを表現した「911」

 アメリカ・ニューヨークシティ、クイーンズ区で2014年に設立された「Aimé Leon Dore(ALD/エメ レオン ドレ)」は、デザイナーであるテディ・サンティスが、自身が影響を受けた90年代のラップやストリートファッションをミックスし、再構築することで現代のニューヨーク・ストリートブランドとしての地位を確立した、気鋭のファッションブランドである。

ライフスタイル・スポーツ・アパレルブランドのエメ レオン ドレが、ポルシェとコラボレーションした「911SC」

 ポルシェは、そんなALDと2020年にコラボレーションし、ニューヨーク・ファッションウィークで964型「911カレラ4」をベースとし、オリジナルのアイディアを加えてレストアしたモデルを発表した。

 今回紹介するのは、ポルシェとALDのコラボ第2弾となるモデルだ。

 ベース車は、第1弾と同じ911だが、今回選ばれたのはビッグバンパー(930型)の「911SC」である。テディ・サンティスはこのクルマを、自身のファミリールーツに基づいた価値観で仕上げている。

「このクルマのデザインとクリエイティブな方向性は、私が幼少期を過ごしたギリシャの島々と、そこで歴史を紡ぐことによってより良く変化していくものの独特の美しさに由来しています」

 そうサンティス氏がコメントしているように、インテリアは東洋と近いギリシャをイメージさせるものとなっている。たとえば、フロアマットとして使われているのはペルシャ絨毯。また、オリジナル製作されたレカロシートには、木製ビーズ製シートカバーがセットされている。

 このアイテム、既視感のある人もいることだろう。ひと昔前、タクシードライバーがよく使っていた、アレではないのか。レカロのプレートがついているとおしゃれに見えるが、おそらく装着したことによる効能は同じだろう。

 もちろん、内装はシートも含めて、すべてレザーとブークレによって張り替えられている。レザーオンリーではなく、ループ状の糸が表面に出るように織られたブークレを使うことで、あたたかみが演出されているところにも注目したい。そのあたたかみという部分でいえば、サンバイザーに挟まれた家族写真もそう。これはファミリーを意識させるキーポイントともいえるだろう。

 エクステリアに目を移すと、ボディカラーはポルシェのクラシックカラーであるオリーブを採用。ボンネット上には補助灯を装備し、ルーフには家族旅行の荷物が積めるルーフラックをセットしている。

 そこに積まれているのは、革製のトランクやキャンバス製バッグ、スペアタイヤ、バスケットボールなど。これもファミリーを意識させるアイテムだ。ホイールはフックス製を採用している。

 ポルシェAGのマーケティング担当副社長(CMO)、ロバート・アダー氏は「スポーツカーとファッションの接点における素晴らしいプロジェクトを、ポルシェファンの皆様に披露できるだけではなく、テディ・サンティス氏の夢の実現をお手伝いできたことをうれしく思います」とコメントしている。

 このポルシェ&ALDのコラボによって生まれた「911RC」は、2021年5月21日から23日まで、ニューヨーク市マンハッタンの中心部にあるALDの旗艦店で公開された。同時に、このモデルで使われた素材や意匠を採用したカプセルコレクションも発表。

 ポルシェはこのコラボレーションを、ポルシェ愛好家との真のパートナーシップを示すひとつの例であるとしている。

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