BMW新型「2シリーズクーペ」2021年夏に世界初公開! 新FRスポーツは開発テスト最終段階に

独BMWは2021年5月17日、2世代目となる新型「2シリーズクーペ」が開発の最終段階に入ったと発表した。世界初公開は2021年夏以降を予定している。

新型「M240iクーペ」は374馬力の直6エンジンを搭載

独BMWは2021年5月17日、2世代目となる新型「2シリーズクーペ」が開発の最終段階に入ったと発表した。世界初公開は2021年夏以降を予定している。

擬装されたボディで最終テストをおこなうBMW新型「2シリーズクーペ」

 新型2シリーズクーペはプレミアムコンパクトクーペで、「1シリーズ」ベースの「2シリーズアクティブツアラー」「2シリーズグランツアラー」「2シリーズ グランクーペ」とは異なり、後輪駆動(FR)、前後重量配分50:50、そしてパワフルな直列6気筒エンジン搭載モデルを用意することがセールスポイントとなっている。

 2シリーズは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)にて最終の開発テストがおこなわれている。ここではおもにホイール、サスペンション、シャシ、ダンピング、ステアリング、ブレーキシステムのテストとチューニングをおこない、さらにミュンヘン周辺の公道およびマイサッハのBMWグループテストサイトでは、すべての天候や日常のさまざまな道路条件下でのテストがおこなわれた。

 新型2シリーズクーペには、「M240i xDrive」というトップグレードのMバージョンを用意する。このグレードは最高出力374psを発生する3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。8速ステップトロニック(AT)と組み合わされ、さらに全輪駆動のxDriveを搭載する。

 このxDriveと、電子制御式の無段階可変ロッキング機構「Mスポーツディファレンシャル」の組み合わせにより、とくにコーナリング時のパフォーマンスが向上しているという。

 新型2シリーズクーペは、ねじり剛性が現行型と比較し12%向上、さらにフロントとリアのトレッドを大幅に拡大したことで、コーナリング時のロールおよびホイール荷重の変動を低減している。
 
 またすべてのグレードでストローク依存型ダンパーが標準装備されており、その微調整によりスポーティさと乗り心地のバランスが最適化されている。

 このダンパーは、路面のわずかな凹凸に敏感に反応し、振動を補正して快適性を最適化、大きな段差を乗り越える際にはダンパーの力が大きくなり、ボディの動きをコントロールする。さらに新型2シリーズクーペには、オプションでアダプティブMシャシーを用意。この電子制御式のダンパーは、スポーティな走りと快適な乗り心地を両立する。

 外装デザインは、BMWブランドのモダンで明快なデザインランゲージを反映しているだけでない。2シリーズクーペ専用のフロントスポイラーリップ、風呂とスプリッター、エアカーテンに加え、エアディフレクター、リアアクスルカバーなどにより、フロントアクスルの揚力を現行型と比べて50%低減しているという。

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 初代BMW2シリーズクーペは、2013年に1シリーズクーペ(E82型)の後継モデルとして登場、日本でも2014年2月に発売されている。さらに2014年にはオープンモデルの「2シリーズカブリオレ」も登場、日本では2015年3月に追加されている。

 今夏に世界初公開予定の新型2シリーズクーペは、2代目となる。コンパクトでパワフルな2ドアモデルは、半世紀前に登場した伝説のモデル「2002(02シリーズ)」の流れを引き継いでいる。

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