音楽や動画だけでなくタイヤまで! 流行りつつある新しい買い方「サブスク」を改めて考える

商品ごとに購入するのではなく、一定期間の利用に対して定期的に料金を払うことを、「サブスクリプション方式」、略して「サブスク」といわれる。動画配信サービスのNetflix、音楽ストリーミングサービスのSpotifyなどエンタメ系で流行しているが、クルマでもトヨタの「KINTO」やボルボの「SMAVO」など、サービスが続々と登場している。そしてここに来てブリヂストンが「Mobox(モボックス)」というタイヤのサブスクサービスを始めた。どういったものなのだろうか。

トヨタ「KINTO」やボルボ「SMAVO」はクルマのサブスク

 昨今、サブスクリプション・サービスが確実に広がっている。

 サブスクリプション・サービスとは、モノを一括で買い取るのではなく、一定期間の利用に対して月々に支払うというスタイルを指す。日本では、月々一定額を支払うことで音楽聞き放題といった、エンターテイメント系から普及している。ネットフリックスやamazonプライム、スポティファイなどがそれだ。

 そうしたサブスクリプション・サービスを略して「サブスク」などと呼ぶ。

タイヤの「サブスク」とはいったいどんなものなのだろうか

 しかし、欧米などでは、さらに一歩進んだモノに対するサブスクも広がっている。

 たとえばフィリップスは、ヘルスケア製品や照明機器を売り切りするのではなく、定額で利用するサブスク方式とすることで売り上げをアップしている。また、サブスクにすることで買い取りだと廃棄されてしまう製品を回収しやすくしてリサイクル率を高めるという、サーキュラ・エコノミー(循環型経済)という考えもある。

 持続可能な社会の実現に有用な手法という意味でもサブスクへの注目が高まっているのだ。

 そうした欧米発の流れは自動車業界にも影響を与えており、クルマを売り切りではなくサブスクにしようという動きが広がっている。

 その一例が、トヨタが日本だけでなく世界各国で展開しようというサブスクの「KINTO(キント)」であるし、ボルボの「SMAVO(スマボ)」といったものだ。

 どちらも頭金なしの月々定額払いでクルマに乗ることができ、2年や3年などでの乗り換えサービスが用意されている。月々一定額のため、支払いの計画が立てやすいだけでなく、クルマにまつわる幅広いサービスや支払いがワンストップで済むという簡便さも大きな魅力となる。

 そうしたなか、今度はタイヤのサブスクも誕生した。それが2021年4月1日にスタートしたブリヂストンの「Mobox(モボックス)」だ。

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