VAGUE(ヴァーグ)

わずか数秒で開閉できる格納式テントを搭載

 ステランティス傘下の米国ブランド、ジープは、2021年3月27日から米国ユタ州・モアブで開催されるイベント「モアブ・イースター・ジープ・サファリ2021」で、同ブランドの「グラディエーター」をベースにしたSUVコンセプトカー、ジープ「Farout(ファーアウト)」を初公開する。

  • 「グラディエーター」をベースにしたSUVコンセプトカー、ジープ「Farout(ファーアウト)」

 ファーアウトは、2019年に登場したジープ「Wayout(ウェイアウト)」コンセプトに、さらに磨きをかけて再登場させたモデルになる。

 ピックアップトラックのグラディエーターの荷台に、ハードトップを架装しキャビン化、SUV風のスタイリングに仕立てている。さらにハードトップのルーフ部分には、格納式のテントを搭載。ほんの数秒で開閉が可能なこのテントは、広げると長さ16フィート(約4880mm)、高さ7.5フィート(約2290mm)になり、最大4人が快適に泊まれるという。

 キャビンのインテリアは、ウッドで温かみを演出。冷蔵庫やコンロ、吊り下げ式の収納ラック、シートやテーブルが装備されている。

 また、ダークスモークブルーのレザーにオレンジのステッチ、そしてシート内側にはチェック柄のフランネルを採用することで、アウトドアのファッション性とスタイルを追求している。

 エクステリアは、新色の「アール」ボディカラーを採用。ボンネットとリアテールゲートには牽引フック、ジープ・パフォーマンス・パーツ(JPP)製の2インチリフトアップキット、17インチのマットチャコールホイールにマッドテレーンタイヤを装備している。

 さらにグラディエーター・ルビコン・スチールバンパーには最大牽引力が1万2000ポンド(約5.4トン)のWarn製ウインチを搭載。フロント/リアのロクレールやFOX製パフォマンスショックアブソーバーを装備、「どこへでも行けて、何でもできる」というコンセプトを実現している。

 エンジンは、ジープ「ラングラー」とグラディエーターに搭載されている第3世代の3リッターV型6気筒ディーゼルターボ「EcoDiesel」を搭載。馬力やトルクの向上に加え、優れた燃費性能と最小限のNVH(騒音/振動/ハーシュネス)を実現している。満タンで425マイル(約680km)の航続可能距離になる。

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 3月27日から米国ユタ州・モアブで開催されるイベント、モアブ・イースター・ジープ・サファリでは、「ラングラー」のEVバージョン「Magneto(マグネトー)」など、ジープのコンセプトモデルが出展される。

「モアブ・イースター・ジープ・サファリは、最新のジープ4×4と、新しいジープブランドのコンセプト、ジープパフォーマンスパーツ、そしてもっとも情熱的な顧客である熱心なオフロード愛好家が、真に共鳴するアイデアを紹介するためのテストの場として長い間使用されてきました。このイベントは毎年開催されます」と、ジープ・ブランドノースアメリカのバイスプレジデントであるジム・モリソン氏はコメントする。

「今年のイベントは、ジープが紛れもなく独特で、優れたパワー、パフォーマンス、トルク、そして何よりも楽しいものを提供するさまざまなパワートレインにスポットライトを当てています。モアブの厳しい地形は、ジープ ラングラーのコンセプトカーにふさわしい場所です。ジープの伝説的な4×4機能が、どんな地形でも最高の地位に君臨していることを証明することは確実です」

Galleryジープのコンセプトモデルが勢揃い! 【画像】でチェック(28枚)

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