VAGUE(ヴァーグ)

いま流行のフラットデザインに変更

 仏ルノーは2021年3月10日、ルノーブランドの新ロゴマークを発表した。

  • 新しくなったルノーのブランドロゴ。写真は「ルノー5プロトタイプ」

 新たなロゴマークは、従来のものより2次元的なもので、フラットデザインになっているのが特徴だ。とくにデジタルデバイスに対応するために、2019年から新しいロゴを研究していたという。

 ルノーのデザイナー、ジル・ヴィダル氏は「時代と調和し、モダンなスタイルに変更されたダイヤモンドマークは、ルノーのニューウェーブの時代を体現しています」とコメントする。

 ダイヤモンドの形状自体がすでにルノーを体現しているため、この普遍的な幾何学形状を維持することに異論はなかったという。「私たちはそれをより象徴的で、シンプルで意味のある、時代を超越したものになるように再考しました」とジル・ヴィダル氏は続けた。

 フラットなデザインにより、ビデオやデジタルメディアに適するだけでなく、たとえば車両でもウェルカムシーケンスのアニメーションが簡単になるという。

  • 「ルノー5プロトタイプ」のオンライン発表会。ルノーの新ブランドロゴが見える。右はデザイナーのジル・ヴィダル氏

 新しいロゴは、2022年に登場するニューモデルから装着される。また2024年までにルノーの全モデルにこの新エンブレムが装着される予定だ。

 今後、日本のディーラーなども新ロゴに変更される予定だが、「その時期に関しては未定です」とルノー・ジャポン関係者は語る。

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 ルノーはこれまで、数回にわたってブランドロゴを変更してきている。現在の象徴的なルノーのダイアモンド(ひし形)の形は、1925年に登場したルノー「40HP」のフロントグリルにはじめて搭載されている。

 以降、1946年にRegie Nationale des Usines Renault(ルノー公団)になると、明確でシャープなラインの新ロゴがデザインされている。その後1959年に新しい書体で近代化され、「Regie Nationale」という文字がなくなった。

 1972年には、デザイナーのジャン・ピエール・イヴァラル氏とヴィクトル・ヴァザルリ氏によってデザインされたロゴが導入され、このロゴは20年間にわたってルノーモデルのフロントグリルを飾った。

 1992年には3D形状のダイアモンドマークに変更、2015年に変更されている。

Galleryルノーの新ロゴとその歴史を画像で見る(20枚)

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