2020年アメリカの輸出ナンバーワン自動車メーカーはBMW! 7年連続の快挙

独BMWは2021年2月12日、2020年に米国サウスカロライナ州スパータンバーグにあるBMW工場から21万8820台の自動車を輸出、7年連続して米国最大の輸出自動車メーカーになったと発表した。

最大の輸出先は中国 「X3」「X5」のPHEVも人気

 独BMWは2021年2月12日、2020年に米国サウスカロライナ州スパータンバーグにあるBMW工場から21万8820台の自動車を輸出、7年連続して米国最大の輸出自動車メーカーになったと発表した。

アメリカ・BMWスパータンバーグ工場で生産されるBMW「X5 xDrive 45e」

 スパータンバーグ工場では2020年の1年間で36万1365台を生産。そのうちおよそ60%が輸出された計算だ。輸出総額は89億ドル(日本円で約9411億円)を超えるという。

 BMW AGの生産担当取締役会メンバー、ミラン・ネデルイコビッチ氏は「アメリカの自動車輸出で再びトップに立つことができたのは、2020年という困難な年におけるスパータンバーグ工場のチームの献身的な取り組みの結果です。

 新型コロナウイルスのパンデミックによる厳しい状況にもかかわらず、工場は2020年下半期に新たな生産記録となる21万8000台を樹立することができました。これはBMWモデルの魅力を示しているだけでなく、BMWの生産ネットワークの卓越した柔軟性、そして卓越した生産能力をも示しています」と語った。

 スパータンバーグ工場は1994年に設立。以来BMWグループのグローバルな生産ネットワークの一部となっており、一日の生産台数は約1500台。これまで125を超える国々に、生産台数の3分の2以上を輸出している。

 この工場で生産されるのは「X3」「X4」「X5」「X6」「X7」の5車種のBMW Xモデル、および4車種のBMW Mモデル、そして2車種のプラグインハイブリッドXモデルになる。

 このうち「X3 xDrive 30e」「X5 xDrive 45e」のPHEVは、それぞれ約2万3000台・約2万4000台という過去最高の生産台数を達成、工場の総生産台数の13%を占めたという。BMWグループでは2015年からスパータンバーグで電動化車両用の高電圧バッテリーを生産している。

 輸出国の上位5か国は、1位が中国(輸出量の23.3%)、ドイツ(同12.9%)、韓国(同7.8%)、カナダ(同6%)、ロシア(同5.3%)となっている。おもにチャールストン港(18万9000台以上)を経由して輸出されているほか、南東部の5つの港からも輸出されている。

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