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日産「キャラバン」コンセプトカーのチェアとは? アーロンの次に絶対来る「コズムチェア」に注目!

アーロンチェアの次に来るのはコズムチェアでキマリ!

 ハーマンミラーのワークチェアといえば、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品にもなっている1994年に発売されたメッシュ素材のアーロンチェアが有名だ。

●搭載されたコズムチェアとは

  • 背もたれ3種類、アーム4種類のオプションが設定されているコズムチェア

 人間工学を基本にデザインされるチェアのなかから、今回コンセプトカーに搭載されたのは、2018年に発売されたベルリンを拠点に活動するデザイナーチーム「Studio7.5」が手がけたコズムチェアだ。

 座ると同時に、その人の体、動き、姿勢に瞬時に反応し、バランスよくチェアと人が一緒に動き、座る人をサポートしてくれる。今まで手動で調節していた作業は一切不要で、なんと体重を感知し、自動で調節してくれるのだ。

 ただ、体をゆだねるだけで、フィットしてくれるとは頼もしい。直前まで違う人が座っていてもフィット感は変わらない。思い切り背もたれに体を預けると自動でリクライニングし、通気性も抜群で、背骨もしっかりサポートしてくれる。

 背もたれは3種類、アームは4タイプのオプションが設定されていて、コンセプトカーには、トップがくるまれた形状のローバック、固定アーム、カラーはスタジオホワイトが採用されている。重力を忘れる座り心地で、オフィスポッドのなかでも快適に過ごせそうだ。

「ディテールを考えデザインされているクルマのため、コズムチェアの美しさと機能性が損なわれることなく、違和感なく融合していると思います。自然を感じながら仕事ができるところがよいと思います。」(ハーマンミラージャパン)

 自然のなかで、より快適に仕事に集中できそうなNV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT。今後、移動しながら働くというのが珍しくない時代がきそうな予感。すぐにでも実現して欲しいと思わせるコンセプトカーだが、実現するとしてもまだ先になりそうだ。

 まずは、コズムチェアを自宅オフィスに導入して、無重力感を楽しんでみてはいかがだろう。カラーで仕事部屋の雰囲気も変えられ、気分転換にもなりそうだ。

●コズムチェア
価格:14万6300円(消費税込)から

●ハーマンミラージャパン
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/

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