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フェラーリ創業40周年記念モデル、「F40」の開発ドライバーは?

 フェラーリ「F40」は、同社の創業40周年を記念して開発されたモデルだ。

 1987年、マラネロでおこなわれた発表会には、創業者であるエンツォ・フェラーリが出席。彼が生涯の最後に、そのままレースに参戦できる市販車というコンセプトをそのまま実現化したクルマ、それがF40だ。

●1990 フェラーリ「F40」

  • 「F40」の開発には当時スクーデリアフェラーリF1チームのドライバーだったゲルハルト・ベルガーも参加(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 搭載されているエンジンは、2.9リッターV型8気筒ツインターボで、最高出力478ps/7000rpm、最大トルク58.5kgm/4000rpmを発揮する。

 フレーム構造の上にボディをかぶせるという、当時の技術はそのままに、FRPやカーボンケブラーといった、80年代の最新素材をふんだんに使うことで、車両重量を軽減。

 乾燥重量で1100kgを実現することで、最高速度はフェラーリ公表値で324km/hをマークしている。発表当時は、世界最速の市販車だった。

 開発には、当時スクーデリアフェラーリF1チームのドライバーだった、ゲルハルト・ベルガーも参加している。

 創業40周年記念車ということに加え、いまや伝説の人物エンツォ・フェラーリがつくったモデルということもあって、このF40の人気は現在も高い。

 モデルライフは、フェラーリとしては長いといえる5年間。1987年の発表から、1992年まで製造されていた。

 当時の日本での新車価格は、4450万円。しかし入荷台数が少ないこともあり、一時は2億円超というプレミア価格で取引されていた。生産終了までの製造台数は、予定を大幅に上回る1311台といわれている。

 このフェラーリF40が、RMサザビーズオークションに登場した。といっても、これはただのF40ではない。次のページで、この個体がどういうものなのか紹介していこう。

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